空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【ネタバレ】2022/9/17昼『コムサ de MANZAI!』

※ どうしても作品が肌に合わず、わたしにしてはめずらしく作品に対してわりかしネガティブな感想を書いています。観劇された方やこれから観劇する方の水を差してしまいそうなので、基本的には読むことをおすすめしません。わたしの気持ちを吐き出すためだけに書いたに過ぎませんので…どうかあしからず…

 

 

さて、本日は久々の観劇!「コムサ de MANZAI!」を観に行ってまいります~!☆

相変わらず、シリーズ化されているこちらの作品どころか主演俳優さんも初めましてでございまして…今回もまったく前知識もないまま、会場に向かいます!はい!いつものことですね!(ド開き直り)

 

 

9/17(土)

いや冗談抜きで主演俳優さんがJ事務所の方だって来場者登録のツイートで初めて知ったよね…(ごめんなさい)

わたしほんとうにJ系が全然わからなくて…すのーまんとかすとーんずとかなにわだんしとかメンバー全員の名前言える???と聞かれたらほとんど言えません…せくぞがギリギリ…(白目)

 

前々から申し上げておりますが、個人的に脚本演出の方の作品が…苦手で…観劇前にもかかわらず、しょっぱい顔をしております…

というのも、わたしの人生の推しは某クイズ番組出身のおバカアイドル(もどき)のひとりで、脚本演出の方が監督を務めた映画「漫才ギャング」で龍平役を演じていたのですが、良くも悪くも男臭~い価値観とやたらバイオレンスな演出が個人的には見るに堪えないものだったことが非常にトラウマになっておりまして…思い返せば思い返すほどに漫才のような掛け合いと推しのアクション以外は正直ほぼほぼ悪口しか出てきません…「ドロップ」はまだギリギリ見れたんだけどなあ…

冒頭からネガティブなお話をしてしまい、大変こころ苦しいのですが、そのトラウマを今回の作品ですこしでも払拭できたらいいなあ〜と思っています。

 

ふと「漫才ギャング」のことを思い出していたら、こころがタイムスリップをして、うっかり2010年に戻ってしまいました。

作品の公開は2011年春の震災直後だったのですが、映画の撮影は2010年の初夏だったので…まだまだおバカブームの粗熱が残っていたこともあって、その年の夏の推しは主演ドラマに横浜スタジアムでのライブに24時間駅伝と大きなお仕事が盛りたくさんで、わたしのオタク人生のなかでも非常に印象的な年となります。あれから12年も経ってしまったんだなあ、と思い更けつつも、2010年に発売された「ライオン」のアレンジ版(先日配信されました)を聴くのは…エモいなあ…

ライオン-Re-

ライオン-Re-

 

さて、2022年に時を戻して…きょうは来月末の「極端な人たち」の一般発売の日でもあったので、出発前にゆほくんのお誕生日のマチソワのチケットを手に入れました!わああい!客席からお誕生日をお祝いできると思うとうれしいなあ〜

 

会場に到着。ビルの中にホールが入っている会場だということに気づくのにすこし時間がかかってしまいました…この規模の会場に入るのも久々だなあ…

コメント動画でゆほくんが1公演だけではなく2公演3公演…と仰っていたので、公演数を増やそうか否かちょっぴり悩んだのですが、スケジュールとお財布の都合がどうしても噛み合わず、今回は1公演の参加となります。いままで1公演のみの参加というのがほとんどなかったので…ブログとして成り立つような感想が書けるのかが不安だ…

 

おわりました。休憩なしの1時間50分は長いですね…お手洗い行きたくて行きたくて行きたくて…ずっとうずうずしていました…

 

 

コムサ de MANZAI!

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ゆほくん演じるはテレビ局のAD・飛雄馬くん。ほぼほぼ「やばい」しか語彙がないとってもやる気のない若者でした。そして当たり前にお顔がよい…よっ!秋田美人!!!♡(※中のひとはド関西人です)

 

芸人・すすむさんとの漫才で、グーで力強く肩を殴ってツッコんだり真顔でマジレスをしたり躊躇なく思いっきり殴りかかろうとする、サイコパスAD・飛雄馬くんの挙動にすすむさんがビビり散らして終いには泣かせてしまうシーンが好きでした…!笑

 

最後の最後に、いままで周りの大人たちに失望してやる気を失っていたものの、今回の登場人物である大人たちに感化されるというのが…あまりにも平成初期のドラマで描かれる不良の思考回路すぎて、飛雄馬くん、くっそだっせえ~~~~!!!!!と思ってしまいました…

いやまだ思春期真っ只中の高校生男子だったらわかるんですけども…大人になって大人に失望するのはちょっと…マジでダサいという言葉しか出てこないぜ…!笑

 

 

ストーリーとしては、放送作家コムサさんが秋田のテレビ局のイベントに出演する芸人さんが至急必要だとプロデューサーの越野さんに相談されて、すすむさんとのぼるさんのコンビを薦めるも、そのイベントの直前にのぼるさんが現れず、ドタバタ劇がはじまる…というところでしょうか。

コントのような会話劇は楽しませていただいたものの、ストーリー展開やら心理描写やらの掘り下げは浅く、キャラの濃さよりもどちらかというと見た目の派手さが勝る登場人物たちで、演出も特筆すべき点は…TikTokのくだりだけかなあ…と、作品の感想を書けば書くほどに苦言を呈してしまいます。ほんとうにごめんなさい。

いや(お笑い的には)フツーにおもしろくて笑ったには笑ったんですけども…わたしは聴覚(音声認識)がめっぽう弱く視覚が超絶強い人間なので、聴覚的にあまりにも登場人物のセリフが多すぎてほとんど内容が頭に入らず、視覚的に特筆すべき演出がないことから、作品の内容がわたしに合わないというよりは、作品の表現方法(ソフト)がわたし(ハード)に合わなかったんだなあ~…と思いました。

散々苦言を呈してしまったのですが、作品が絶対的に悪いということではなく、単にわたしにはビックリするほど肌に合わなかったという話なので…ほんとうにこころ苦しい限りです…

 

基本的にコムサさんがボケにボケ倒すほかの登場人物たちにずんずんツッコんでいく展開なのですが、わたしはひとりのひとのツッコミが長く続くと、ああもう!しつこい!うるさい!(そして演者さんの喉が心配!)と思うことが多くて…コムサさんのツッコミも例外ではなく、中盤あたりからちょっと胃もたれしてしまいました…ごめんって…

 

わたしは堀北版のイケパラ世代で、第3寮の寮長・オスカー好きなので、姜さんの生の演技を生で見れたことがほんとうにうれしくてうれしくてたまらなかったです…!!!♡

姜さんの演技を見て、やっぱりわたしはクセの強〜い演技をされる役者さんが好きなんだろうなあ…と改めて思いました。特に演歌歌手とラッパーの演技の高低差で思わず耳がキーンとしてしまいそうでした…笑

しかし底が厚いお履き物ではないのにゆほくんと並んだときにやたら大きくて「!?」と思っていたら、身長181cmもあるんですね…?知らなかった…!

 

そして、同じくイケパラで第1寮の寮長・天王寺くんを演じていらっしゃった石垣さんの生の演技も見れてうれしかったなあ〜!押忍!

マサ姉さんのある意味ニューハーフな格好でカッと刮目している姿があまりにも印象的すぎて…悪夢に出てきそう…しかし上半身はあんなにもムキムキなのに脚が細いなんて…詐欺だ…!

パンフで姜さんと石垣さんの共演がイケパラ以来だと知って驚愕しました…15年ぶりとは…

 

すすむさんとお友達になりたい。せめて上司になってほしい。落ち込んでもあのくらいのテンションで生きていきたい…

 

八代さんがあまりにも可愛すぎる…!そしてなんなんだあのキューティクルは…完全にアニメで描かれる髪の輝きじゃん!(?)

しかしアイドルさん?女優さん?ってどうしてあんなに華奢なんですかね…?終演後のお手洗いで自分の姿を全身鏡で見て思わずちょっとガッカリしてしまいました…てかガッカリする前にわたしはビール減らそうか…?(絶対無理)(観劇後にビール3杯飲んで帰宅した顔)

 

序盤にセカオワの「Habit」が流れてゴリゴリにコムサさんが踊っているときに「わたしは!いま!ジャ*ーズさんの!ダンスを!生で見ている!!!かっけえ〜!!!」と感激しつつも「あれ…ここまでガッツリ音源を使っているということは…円盤化しないんですね…?」と察してしまいました…終盤にゆほくんが「Habit」を踊るところを見れただけでとっても幸せだったんですけども…円盤で見れないと思うとちと残念ね…

 

川久保さん演じる越野さんが…なんというか、るーみっくワールドの残念なイケメンっぽくってよかったなあ~…あとわりとお顔が好みです…はい…

 

 

いやはや…久々の観劇記事なのですが、元々苦手意識を抱いていたにもかかわらず、まさかこんなことになるとは思いもしませんでした。

肌に合わないにせよ、お金を無駄にしたとか嫌な思いをしたとかまったく思っておらず、これはこれである意味でよい経験ができましたし、なによりもわたしは推しの演技を見れただけで幸せなので…むしろこんな感想を書いてしまって…申し訳ない気持ちでいっぱいですね…

だったらブログ記事に残すなよ!という話なのですが…観劇後の習慣ということも相まって、文章に残さないと気持ちがモヤモヤしてしまいそうで…ただただわたしの気持ちを吐き出すために記事にすることにしました。これは完全にわたしのエゴなのですが、そもそもこのブログの存在自体がわたしのエゴで成り立っているので…どうかご了承ください…

どうか、無事に完走できますように祈っております~!ありがとうございました~!☆