霧の中ならぬ台風の中ですが…きょうもきょうとて、推しである松井勇歩くんが出演される『霧の中のノスフェラトゥ〜ドラキュラ伝説〜』を観劇をしてまいります。
ただマチソワ観劇もブログ更新も久々である上に、諸々の忙しさも相まって体力も気力もエンプティランプが点滅しているので…正直上手く己の気持ちをまとめて言葉に紡げるのか、お天気同様に不安でしかありません。
しかし、いずれにせよ、きょうも推しの演技をこの目で見ることができることがこの上なくうれしいのは変わりありません。あまり思い詰めずにゆるゆると会場に向かいます!☆
9/18(土)
11:00
意を決しておうちを出ると、カイオーガが目覚めたのかと思うほどの大雨が降っています。わたしは水属性の人間なので(?)雨のときに滅多に靴を濡らさないのですが…さすがに出発早々に靴下がジトっと濡れてしまいました。かなしい。
さておき、余談ながらグッズの話。今回パンフ台本個人ブロマイド各種ビックシュシュを事前にネット通販で購入しました。
パンフ。ご自分の伝説を聞かれると「ディズニーランドに行ったことがない」とな。個人的にある意味解釈一致というか…言われてみるとなんだかわかる気がします。てかシーは行ったことはあるんだろうか…きになる…!
台本。ブログを書く際に見返せるように購入しましたが、きょうが個人的初日なのでまだ読んでいません。とはいえ、気になって薄目でパラパラはしましたが…既に記憶の彼方です!笑
ビックシュシュが当たり前にデカすぎる!髪が長くないのでヘアアクセサリーとして使えない上に、腕になにか付けるのが苦手なのですが…コメント動画で「淡い水色多めに!お願いします!」なんて言われちゃったらもう…買うしかないじゃないですか!ザ・テレビジョンの表紙のようなブロマイドもほしかったし仕方ないよね!
今回はサイリウムペンライトありとのことで、んなもん持ってないよ!と言いかけましたが…あんステのペンライトがあることをすっかり忘れていました。とりあえず鞄に忍びこませて、様子をみて使うとします。しかしこれは完全に松井勇歩のオタクだとバレてしまう…はずかしい…
12:00
新宿に到着。御苑方面に向かうときはいつも歩いてしまうのですが、きょうはさすがに電車で行きます。
あの辺りには数えきれないほど行ったことがあるのにもかかわらず、どのメトロに乗るのかわからないまま歩きつづけていたら、新宿駅ではなく新宿三丁目駅に着いてしまいました。だったら御苑まで歩けばよかったね…
ただただ御苑に行くことしか考えておらず、会場の場所まできちんと把握していなかったのですが…いざ新宿御苑前駅に着いて地図をみると通い詰めた前職の本社の裏で白目を剥いています。きょうの営業は終了しました…(昼公演の退場後に本社のひととすれ違うことをこのときのわたしは知らない)
12:15
思わぬ立地にドキがムネムネしつつ、それっぽいひとたちの後ろを歩いていたら会場に着きました。アパートのような外装の建物にステージが埋め込まれていると考えるだけでもビックリしてしまうほどにこじんまりとした会場です。かわいい〜!
チケットもぎり検温消毒を済ませると来場者特典をいただきました。映像が見れるカードはともかく…ブロマイドがもらえるって書いてあったっけ?忘れちゃった!ひとまずゆほくんのグループのブロマイドをいただいたのでとってもうれしい〜!
席は中央壁際。前方の席とは異なり、段差があるので眺めはよさそうです。そして足元が広いので踊りや(以下略)
ただ座席が大学の教室にあるようないくつか座席が連なった椅子で、ひとが段差を昇り降りするときや近くの座席にひとが座るときの振動でも、4Dなのかな?と思わず言いたくなるほどに揺れます。これはうっかり酔ってしまいそう…
ステージに目を向けると、紫のカーテンに神殿のような舞台装飾があり、また客席内ではベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」をはじめとしたクラシック音楽や讃美歌が流れるなど、会場の石畳の壁も含めて、ヨーロッパらしいノーブルな雰囲気を醸し出しています。ステキだなあ〜
15:00
1部おわり。なるほど!お話自体は1部で終わるのね!2部からの流れがまったく読めない…
15:40
2部おわり。様子見で一旦ペンラを振るのはやめておきました。昼公演で全体をみてペンラの色の作戦は練ったので…夜はしっかり振ろうと思います。てかマチソワ間が短い!あと30分くらいで開場しちゃうのね!
16:30
あっという間に会場入り。夜公演はWeプレ先行で取ったので、こちらの特典ブロマイドもいただきました!☆
19:00
1部おわり。ゆほくん見るんだったら圧倒的に下手だなあ〜
19:45
2部おわり。扉近くなので余韻もなく即退場。最後の曲前の全員集合のとき、青のペンラにしていたら目が合った気がするけども…あまりにも動揺しすぎてつい目を逸らしちゃった…ごめん…いやこれは気のせいたぶん気のせい…
9/18昼夜公演
今回ゆほくん演じるは、病弱な精神科医・セワードくん。
病弱という設定を知ったときに己の性癖センサーが反応して、思わずこころ踊ってしまったのですが…どうやら心臓が悪い様子で胸をさするシーンや身体の不調について語るセリフが度々あるものの、まあ、ええ、そんなもんでしょう。いやこれだけでもおいしいものはおいしいのだ…ごちそうさまです…!
しかし!!!まさかここまでたくさん殺陣をみることができるなんて!!!まったく思いもしなかった!!!めちゃくちゃカッケーじゃん!!!最高かよ!!!!
冒頭のシーンで真っ黒の布を全身に纏って騎士団1として戦うだけではなく…後半闇堕ちして中ボス枠で主人公と一騎討ちをするなんて!!!!!聞いてないよ!!!好き!!!!!!!!!♡
殺陣が…ほんとうに死ぬほどかっこいいしか言えない…とくにターンするときの太刀筋がすごく綺麗だった…なにあれ…同じ人間…?
うわあああああああああああ…好きすぎて涙ぐんでしまいそうううううう…ゆほくんの殺陣を見れただけで既に幸せだった…!!!もっと見たいなああああああ(あと2公演は生で見るよ)
そしてライブパートよ…!わたしは歌って踊るゆほくんを見るのが好きなので…とっても楽しかったです!☆
楽曲的にも3チームのなかでもいちばん好きかもしれません。思いっきり時代背景を反映させたちょっぴりダサめの歌詞だけども…そんなこと気にならないくらい爽やかでノリやすいメロディで、純粋に聴いていて楽しいんだよなあ〜
あああ…白衣が…白衣がとってもステキでしたね…!ライブ衣装もですが、ゆほくんったら、ほんとうに白のお召し物がお似合いになりますこと…!♡
あとライブ衣装の紫のヒラヒラスカーフが優雅でかわいい。乙女ゲーの王子様みたいだった…!(ほめてる)
お話は、ルーマニアのドラキュラ伝説を下敷きに、産業革命後のイギリスで暮らすハーカーが前世の因縁もあってドラキュラの計画に巻き込まれて〜という流れなのですが…(大雑把)
いや「アナタを幸せにする〜」という大きなテーマがあるにもかかわらず…こちらはともかく、登場人物皆幸せになれないやん!!!めっちゃひと死ぬやん!!!と思いました!ひとの命を犠牲にしてまで幸せを手に入れる趣味はないんだけどなあ笑
ヘルシングとカールの登場のお歌が流れた瞬間にトンチキ舞台ではないかとすこし疑ってしまったのですが…キャラクターも設定も心理描写もそこそこ描き込まれていましたし、展開もダレずにテンポよく進んでいたので…初めましてでも!見やすかった!です!
すこしツッコむとすれば、モリスがハーカーに仕事を紹介したことで今回の事の顛末に至った訳だけどもそのことに対する多少の罪悪感はなかったのかなあ…とか、病弱なセワードがドラキュラに懇願をして不老不死の痛みを感じない身体を得たいという気持ちに至るまでの心理描写やシーンを積み重ねるも、それが友人のハーカーの命を奪う条件を飲むに至るまで釣り合っているものだとはどうにも思えず…てか精神科医とはいえ医師としての命に対する倫理観はどこへいっちゃったの…?ただの愚か者では…?とか諸々思ったのですが、まあべつに気にならない程度ですね…
演出や舞台装置がとても楽しかったなあ〜!
ステージの手前と奥のサイドに柱があるのですが、下段に扉がついており、これがいわばドラキュラたちの棺になっていました。空間の使い方が巧い…
あと前方の柱の片方に、下手側には1世紀ごとの目盛りが、上手側には国の名前があり、その時代や国に合わせてピンポイントでスポットライトが当たる仕組みでした。なるほどなあ〜
ステージ奥のカーテン。最初はノーブルな世界観を演出するためのインテリアに過ぎないのかなあ、と思ったのですが…コイツが最後にかましてくれます!まさかヘルシングが痛みに悶えつつもカーテンを引っ張ってドラキュラに日光を浴びせるとは…思わず感心してしまいました…あっぱれ!☀️
あとドラキュラたちがお亡くなりになるときの紙吹雪とかハーカーを襲う城の外のコウモリの照明とかもよかったなあ…
モリスがミナを笑わせるくだり。昼公演はタクシーなるものを乗ったときに友人が言った「あ!そのT字路を直進してください」というひとこと、夜公演はTwitterなるもので役名でエゴサをしたときに「譲:モリス 求:セワード」(このシーンのときにセワードが後ろにいるのですが片手でごめんのポーズしていました笑)という日替わりネタでした。たぶんわたしモリス好きだなあ~!笑
ライブパートはレンフィールドが司会となり、令和に登場人物たちが蘇ったら…という設定で、ユニットごとに愉快なMCを繰り広げたのちに曲披露に至ります。
まだ3公演目4公演目なのに、司会のレンフィールドこと千代田さんにお疲れ様です…と言いたいくらい、MCのわちゃわちゃ感がすごい!とくにうちの推しユニットが!!!笑
ほかユニットは夏休みの絵日記やミナへの愛の告白などある程度の枠組みがあるものの、これと言って枠組みがある訳でもなく、わちゃわちゃする割には4㎜~のMCがやたら練り込まれていたなあ…ユニット内に構成作家がいるのでしょうか…?笑
てか令和に登場人物たちが蘇るという設定のはずなのですが…ガッツリ関西弁で話しているのがめちゃくちゃ好きすぎるし、フツーに中の人の名前で呼んでしまうあたり、ゆほくんその設定忘れてますよね??とつい聞きたくなりました笑
昼公演で、最後の曲前の構えでセワードはステージの上で寝そべるのですが、その際に後ろで寝そべるヘルシングにわざと寄りかかり怒られるもすっとぼける大魔王が…とってもかわいかった…
ゆほくんがほんとうに楽しそうだったなあ…というかすごくのびのびしているような気がして…ああよかったなあ…
日替わりとか細かい部分とか好きなシーンとか…諸々語りたいことはあれど(細かい部分の記憶が飛んでいるのもある)あと2公演は観に行きますので、今回ブログに記すのはここまでにしようと思います。ああ無事にブログを書き終えることができてよかったあ!笑
#アナ伝
— 松井勇歩【劇団Patch/関西人】 (@patch_yu1030) 2021年9月18日
3日目ご来場ご視聴誠に
ありがとうございました。
楽屋でも舞台上(主に2部)でも笑顔の絶えないカンパニー。
皆様の応援あってこそです。
本当にありがとうございます。
明日も
あなたを幸せにできますように。#写真撮ろうと言ってくれた#しょーごしか勝たん pic.twitter.com/gM0a0HOWEI