空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【ネタバレ】2021/9/20夜『霧の中のノスフェラトゥ~ドラキュラ伝説~』

9/18昼夜公演

 

 

9/20(月・祝)

11:00

きょうは夜公演ですが、その前に予定が入っているので「ロン・ラバ 〜London lovers〜」を聴きつつも、早めに出発することに。

台風一過の青空にほんとうにぴったりな爽やかな曲だなあ〜!

 

16:30

賃貸借契約書を抱えつつも、またもや顔見知りに会わないか肝を冷やしながらやってきました!シアターサンモール!☆

本日のお席はドのつくドセンです。これまた非常に眺めがよろしいこと。相変わらず早く来すぎてしまいましたが…だってひとのいない客席だーいすきなんだもーん!

あ、先日から思っているのですが…流れている有名なクラシック音楽の曲名がどうしても思い出せない…のだめの読みすぎで「悲愴」はわかったのに…ぐぬぬぬ…

 

18:55

1部おわり。台本を読んでから見るとセリフの解像度がグッと上がるもんだなあ…!☆

休憩中にスタッフさんが紙吹雪のお掃除をする際に、上から降りてくるバーはなんだろう?と思ったら、袖のカーテンを引っ掛けるためのもののようで…ヘルシングが最後に振り降ろした下手側のカーテンを元に戻していました。わたしはものの仕組みとか見るのがめちゃくちゃ好きなので、つい興味深く眺めてしまうんですよね…ふむふむ…

 

19:50

2部おわり。きょうもゆほくん楽しそうだったなあ〜!♡

 

 

 

9/20夜公演

前回は気持ちそのままに綴ったので…今回は細かい部分について語ろうと思います〜

 

 

個人的に、セワードの1番好きなシーンは、闇堕ち後にハーカーモリスカールヘルシングを圧倒的な強さで制する場面ですね…!

だってほんとうにマジでかっこいいんだもん…フハハ!と悪いお顔で笑いながら余裕をぶっこいて剣を振るう姿がたまらんのだ…うわあ〜斬られてえ〜!(?)

殺陣のことは詳しくはないのですが…ハーカーとの一騎討ちよりも、4人に対峙するときの剣の振るい方や身体の動き方が好きというのかなあ…

 

ドラキュラの血を吸ってノストラトゥになった瞬間の、もがき苦しんだのちの、植物が育っていく様子をむくむくと早送りにしたようなおどろおどろしい動きももちろん好きでした…!

てかわたしたぶん闇堕ちセワードがめっちゃ好きなんだろうなあ…

 

ドラキュラたちが戯曲を披露するシーンで、下手にヘルシングとモリス、上手にハーカーとカール、そしてセワードがいるのですが…上手からみたときにセワードがいることに気づかないほどの舞台袖ギリギリにセワードが立っています。

これは個人的な解釈になるのですが、ドラキュラたちが戯曲を披露するというシーンから、セワードが舞台袖に近いところにいることで「ステージに立てない」「演者になれない」…つまり、病弱であるがゆえにほかの4人と同じように「役に立てない」疎外感を表しているのかなあ、と思いました。

 

これに通じて…先日の公演ではこのシーンでドラキュラたちが去ったあと、怪我をしたヘルシングに駆け寄り、カールとともにすこし手当てをしていたと思うのですが…きょうの公演ではヘルシングに駆け寄るも、カールが手当てをしているのをただただ眺めていました。

そのあとに身体のせいでなにもできなかった自分自身を責めるセリフがあるのですが…ただただ手当てを眺めることで、より一層なにもできなかった様子を表したのかなあ、とも思ったり…まあこれはわたしのいつもの深読みのしすぎかもしれないけども…

 

 

1部のストーリー内では、モリスが落ち込んでいるミナを笑わせるシーンとドラキュラの手下3人がセワードたちに引っ越しのご挨拶をするシーンが日替わりになっています。

 

モリスのつぶやき。若手俳優が自分を探すために海外に行くのはどうしてだろう…探しても見つからないのに…と。探し物はなんですか〜見つけにくいものですか〜♫

 

フニャディは、セリフに合わせて、日替わりでなにかに対してご苦労さまですをテーマに話します。今回は、体育館で鎖をわざわざ引っ張ってまでバスケットゴールを下ろす中高生の皆さんご苦労さまです、とな。この一連のくだりは「どこから来たんですか?」というセワードの質問をごまかすためのものなので、毎回セワードは各々の回答に対してリアクションを求められるのですが…どうやらこのタイプのバスケットゴールにピンときていない様子で、フニャディに近寄られて「電動式でしたか?」と聞かれるも「でんどうしき?」と聞き返すなどしたのちに、なぜか「身長高いですね」と言い出す始末でした笑 しかし客席から見るとセワードとフニャディの身長だけではなく体格差もすんごかったなあ…むきむき…!💪

シュテファンは、いつもシェイクスピアのセリフを言うのですが…今回は最後に「月に代わってお仕置きよ!」と決めました!笑 そしてムーンライト伝説を「ごめんね素直じゃなくって〜♫」まで歌うと、フニャディが「夢の中なら云えるみたいです」と締めたのがほんとうにお上手だったなあ!笑

ミルチャに暇つぶしに「低いところにある家の色は何色?」というなぞなぞを出されるもわからず、モリスとミナに助けを求めて「黒!」と答えますが、正解は「イエロー(家+低い)」とのこと。なるほど!笑

 

 

先日見たときとモリスの演技がすこし違った気がしました。「なんで梨の礫というんだろうな」というセリフの言い方だけではなく、ちょっとした動きが多かったり…モリスはベーコンエッグみたいな色合いの衣装が可愛くて、振る舞いも言動も派手で見ていて楽しいから好きなんだよなあ…

しかし、どうしても初めて見たときから脳内でついなだぎ武さんのディランマッケイを…つい思い浮かべてしまって…脳内をカリフォルニアからテキサスに移動させなくちゃ…ごめんって…

 

クライマックスのハーカーの瀕死具合が今回はとくにすんごかったなあ。マジでボロボロじゃん…

 

ミナが、ほんとうにかわいくてかわいくて仕方ない!わたしは女装を見るのが好きなのでたぶん余計に響くんだよなあ…お歌もお上手だった…

 

ヘルシングとカールの登場シーン。ヘルシングが羽根を背負い、カールはタ○コプターを付けて、脚立の上に立って愉快にお歌を歌うというトンチキなくだりになっています笑 たのしい〜!笑

 

 

 

2部ライブパート。いわゆるTVバージョンのような尺にせずに、きっちり1曲歌ってくださるというのが満足感があってうれしいですね〜!☆

 

yoko-renboが歌い終わったあとに、衣装の赤い羽根が毎回ステージの上にふわふわ落ちているのが気になるマン。大千秋楽の頃にはすべてなくなってしまうのでは…?笑

エターナル・プレイの冒頭などのドドドドドド…というビートを刻むときの振付が好きだなあ〜!

 

いかんせん、わたしがペンライト振るのがあまりにも下手すぎて困っています。ペンライトを振ってリズムを取ろうとするも、どうしてかどの曲でも演歌を聴きにきたおばあちゃんのようになってしまう…むむむ…

 

 

2部のライブパートのMCも当然ながら、ユニットごとに日替わりで、わたしの脳内メモリーが爆発しそうなので、記憶が薄れないうちにとっとと消化しようと思います!笑

 

エクソダス。夏休みの思い出として日記をひとりが読むコーナーになっています。

今回の担当はフニャディ。こちらを振り向いて読みはじめたと思えば…サングラスをかけてこの話し方するひとは…井上陽水さんだ!!!ということで、モノマネをしつつもたぶん歌詞を読んでいたと思うのですが…何の曲の歌詞かわからないくらい聞き取れませんでした!似てたけどね!笑

 

4mm。このユニットのMCは定型がなく、毎回自由にのびのびとわちゃわちゃしています。しかしほかのユニットは多少なりとも役を演じているのにもかかわらず、このひとたち、いやわたしの推しったら…明らかにセワードではなく松井勇歩さんなんですが…???笑 

今回は「We Will We Will Rock You ゲーム」をすることに。Queenのドンドンチャッという足踏みと手拍子から始まる名曲のサビである「We Will We Will Rock You」までを4分割して、ひとりずつ被らずに順番に歌えたら成功!というものでした。1度目に最初からモリスとヘルシングが被り、2度目にまた最初からカールとセワードが被り…と失敗続きで焦ったのか、お笑い芸人のセワードに(?)「ボケないで!!!」とほか3人が懇願する始末。しかし最後の最後に大成功でした!おめでとう!!!笑

ゆほくんったら、まさかの成功に思わず「このあと気持ちよく踊れそうやわ」と伸びをしながら仰りつつ(やっぱり口パクです?)曲がはじまるほんの直前までドンドンチャッのリズムを楽しそうにしていて…おーい!のびのびとしてんなあ!!!すき!!!笑

 

よこれんぼー!なぜかドラキュラが登場しない…と思ったら、遅れてやってきました。どうやらハーカーにトイレ間に合うよ!と嘘をつかれた様子で…いやそれはちょっとおふざけが過ぎません?笑

さて、このユニットはハーカーとドラキュラが常日頃ケンカをするということで、ミナにテーマに沿った愛の告白をして勝敗をつけるという日替わりになっています。

今回のテーマは「ロボット」ということで、ハーカーはエヴァンゲリオン初号機のように走ってきたあとに「逃げちゃダメだ」を言い出したりゲンドウを召喚させたりしたのですが…どうやらミナにエヴァネタがあまり通じない様子でした笑 最後の最後に第9使徒という名のドラキュラがやってきて…おわり!あ、言っておきますが…エヴァは「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」です!!!ロボットではありません!!!(エヴァ過激派)(でも最近庵野さんがエヴァをロボットアニメと仰ってたらしいですね)

ドラキュラは、ドラえもんになってタケノコプターをつけるも自分が回ったり、ペッパーになって自己紹介をしたり、Siriになって「すいませんが聞き取れませんでした」と言ったり…あの、その、正直言っちゃいますと、このグループが毎回いちばんグダグダです!!!ミナちゃんほんとうに毎回お疲れ様です!!!笑

ということで、締めるためにヘルシングが途中で乱入したのですが、まさかのミナに「まって!あなただれ?」と言われてしまう始末…たしかに本編で出会っていないもんね!!!笑

 

ED曲がはじまるほんと直前にヘルシングこと前田くんに勢いよく寄りかかるセ…いやもう2部のひとはゆほくんとお呼びしたほうがよさそうですね、もはやセワードのセの字もない!!!笑 てか皆さん準備できてるんだから!!!お待たせしちゃだめですよ!!!笑

曲中にヘルシングな前田くんとともにそれぞれ奥の上手下手からステージにやってくるとわざと肩にごっつんこしたり、MCでもふたりでこそこそ話したり…どうやらとっても仲良しさんの様子。えっと、その、あの…うちの大魔王がご迷惑をおかけしていないでしょうか…?(オカン)

 

 

今回のカテコはまさかのゆほくん!うれしい!

この場に至ってはやっぱり真面目なんだよなあ…というのも、お客様の前で板の上に立てることの喜びと感謝を今回も語っていました。

一慶さんとのリーディングトークショーの最後のご挨拶とだいたい同じような意味合いだったのですが…繰り返し繰り返し仰るということは、きっとこころの底からそれほどに思っていることなんだろうなあ…こちらこそありがとうだよ〜!

 

 

今回は台本を読んでから見たのですが…どの相違などについては、配信の感想といっしょに書こうと思います。のちに上がる月刊ゆほくん9月号をお楽しみに〜!

まあまあ書きたいことも書けたので、この記事はここまでにしようかなあ〜…

 

ひとまず3日間マチソワ6公演お疲れ様でした!

15時半(実際は予定より多少延びてる)にマチネが終わって、また17時にソワレが始まるというのは正直かなりハードだったと思います…

さあてと!わたしも大千秋楽までの2日間、お仕事がんばろーっと!最後まで完走できることをお祈りいたします!今回もありがとうございました〜!