空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【ネタバレ】2022/3/27夜「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」

※ 当記事はネタバレありとなります。多少濁しているところはあれど、これから観劇予定の方は読むことをおすすめしません。どうかご了承くださいませ。

 

※ 一度公開したのですが、読み返したらあまりにも文章が支離滅裂すぎたので、加筆修正をめちゃくちゃしました…いやはや人様に見せられるもんじゃなかったですね…申し訳ねえ…!

 

 

 

 

 

ついに、この日がやってきました。

科白劇のときにこの手でチケットを手に入れていたものの、ご時世もご時世でしたし、わたし自身観劇の数週間前に手術をしたこともあり、観に行くことを諦めたのですが…

のちのちに、亀甲ちゃんの中の人である松井勇歩くんを推すことになってからというものの…月日が経つにつれて、仕方がないとはいえ、ひしひしと科白劇を観に行かなかったことの後悔が募り、絶対にこの目で綺伝を見なければ、わたしの大好きなゆほくんが演じるわたしの大好きな亀甲ちゃんを見なければならない、という想いで1年半以上過ごしてまいりました。

なので、きょうという日は、わたしの念願が叶う日と言っても過言ではありません。

 

それゆえに、非常にこころ待ちにしつつも、どちらかというと、ご時世もあって公演が無事に開催されるのか、また、科白劇のときのようにわたし自身が体調不良になったりアクシデントに見舞われたりすることなく、無事にこの目で観劇することができるのか…など、ここぞというときになにかに巻き込まれてやむを得ず実行できないことが人生で幾度かあったために、不安もかなり強く抱いており、先週末からずっと仕事がまったく手につかない上に、プライベートですら気力も食欲も湧かない状態まで陥っておりました…

わたし自身、ライブ参戦や観劇をそこそこ重ねてきた長いオタク人生でも、さすがにここまでのことは初めてで…いまこの記事を書いている瞬間でも、まだ期待と不安と諸々で胸がいっぱいです…

 

今回の記事に関しては、いつも通りネタバレをどんどこしますが、きょうはたぶん、亀甲ちゃんを見るのに精いっぱいだと思います…

というか、仮に観劇するに至ったとしても、まともにブログが書けるのか、それ以前にこんな精神状態でまともに観劇することができるのかどうかすらも正直ちょっとわからないです…どうか生きて帰ってきてね、わたし…!

 

 

 

 

3/27(日)

着替えてメイクをしてこの記事の触りを書くだけ書くと、気持ちが完全に出発モードとなってしまい、いま電車に揺られています。

しかし、駅に着く前に飲み物を購入するもセルフレジで同じ商品を2回スキャンしてしまうなど…こころ此処に在らず、とはこういうことなんでしょうね…無事に明治座に辿り着けるのかしら…

 

わたしは新刀剣男士としての情報公開された際に一目惚れしてからずっと、亀甲ちゃんをこよなく愛しつづけている審神者であるとはいえ、最近はとうらぶよりもあんスタのほうが熱量が高いのですが、この胸の高鳴りは止まることを知らず、やっぱり好きなもんは好きなんだなあ〜と実感しています…!♡

わたし、亀甲ちゃんの王子様のようなビジュアルや上品な雰囲気に対する、いわゆる「ご主人様至上主義」のギャップがめちゃくちゃ好きなんですよね…そしてなによりも修行したらアレの跡しか残ってなくて悲しくなっちゃうくらいには修行前の真剣必殺が大好きなのです…!♡ いやあの…まあそういう性癖がないと言ったらウソになっちゃうのでまあ否定はしませんけども…ええ…(やめなさい)

あわよくば…きょうこの目で見れたら…死ぬほどうれしいんですけども…科白劇のときは内番着からチラッと赤いものが見えていたとはいえ、あの真剣必殺はさすがに事務所NGとか出ないんですかね…大丈夫なんですかね…でも刀ステって脱ぎますよね…あああ脱がせたい…脱いでくれ…(落ち着け)

 

迷子に迷子を重ねたのちに、ようやく明治座に到着しました。

さて、昼公演の真っ只中でグッズ販売も始まっておらず、人通りが少ないことをよいことに、パパラッチの如く写真を撮っていると…花見客が賑わう公園を発見しました。花見と洒落込みますかね!🌸

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満開の桜と亀甲ちゃんという最高の組み合わせの写真が撮れたところで…時間があるので、今回もビール屋さんに駆け込みます。ビール飲まないとマジでやってられんわ…!

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会場に戻って、パンフレットと個人ブロマイドを購入。一瞬で購入できたので、会場近くの河川敷で開場時間までのんびりしようと思います。

グッズを購入するために一旦会場内に入ったことで、だんだん不安が解消されつつあります。席が席なので視界は期待できないとはいえ…あとわたしに残るは楽しみしかない…

 

入場。エスカレーターをぐんぐん昇って2階席へ。しかしまさか劇場内にお土産屋さんがあるとは…新鮮ですね〜!☆

座席はふかふかなのに新国立劇場のように座布団が付いておりました。公演時間3時間を耐えることになるであろうお尻になんてやさしいんだ…!山田くん座布団1枚!

ステージを見ると、スクリーンにタイトルと刀剣男士たちのお写真が流れております。あああ…我が推しが美しい…!

 

時間があるのでいざパンフレットを見ようと思えど…亀甲ちゃんの写真を見るだけで精一杯で、いまの精神状態ではとても文字を目で追える自信がないですね…

 

あと5分ではじまってしまう…わたしの夢が叶ってしまう…あああ…行ってきます…

 

休憩。あの、え、まって、ちょっと、直前に起きたことが理解できない、え…!?

 

おわりました。後半だけで何度こころを動かされたか…おつかれさまでした…

 

 

舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花

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表情が見えなくとも、花道は見えなくとも…念願のゆほくんが演じる亀甲ちゃんを無事にこの目で見ることができました。ありがとうございました…!♡

 

さておき。わたしは刀ステの全ての作品を見ている訳ではありませんし、科白劇もまあまあうろ覚えで、今回の話の流れについてもまだいまいち整理できていない状態なのですが…これから諸々語るに従って必要なので、恐れ多くも、綺伝の内容について触れさせていただきます。

まず、科白劇ありきで考えると、基本的にその文脈をなぞりつつも、だんだん雲行きが怪しくなり…わたしとしては、エヴァの新劇場版の序破を見たときと同じ感覚になりました。だからこそ、テレビ版に登場しないマリだって登場しますし、参号機に乗るのはアスカなんですよね…(こっちの話です)

まあそもそも科白劇と綺伝ではそれぞれ別の本丸の話なので、刀剣男士のセリフや行動の根本は変わらずとも、差異が生じて然るべきだと思います。

個人的に、綺伝の刀剣男士のセリフや行動等から鑑みて、科白劇よりも綺伝の本丸のほうが練度が高い上に、刀剣男士同士の信頼関係がしっかりと築かれているんだろうなあ〜、と思いました。

そして、その信頼関係も含めて、科白劇の本丸に対して、歌仙が自分の「歌」とは異なる篭手切の「歌」を理解していたり、亀甲ちゃんが薦められたワインをいただいていたり…など、刀剣男士の振る舞いがとても人間らしく見えました。まあ科白劇はほかの本丸の戦績資料を見る〜というくだりだったと思うので、あえて刀剣男士が刀らしく無機質だったのかなあ、と思うんですよね…

てか科白劇との比較をしはじめたらこれはマジでとまらないかもしれない…新歌舞伎座で観る前に科白劇を見返さないといけませんね…!

 

 

よし!前置きもしたところで!愛する亀甲ちゃんの話をします!高まるよっ!☆

 

開演するとともに、なんということでしょう、刀剣乱舞はじめよう」と亀甲ちゃんの声が…!

そのあとに「待ちきれなかったよ!」というセリフを聞いたときには…飲みすぎたときに味わうしじみのお味噌汁の如く、シビレました…!(例えがひどい)

てかもしかしてこれは日替わりだったりするんですかね…?だったらめちゃくちゃわたし運がいいなあ〜!☆

 

エアリーな動きも声も体躯も殺陣も明らかにゆほくんなんですけども…ステージの上にいらっしゃるのは亀甲ちゃんなんですよね…あああ…おれもなにを言ってるかわからん…

 

科白劇の亀甲ちゃんは口調も動作もどこかかっちりしている印象があったですが、綺伝の亀甲ちゃんは口調がゆっくりとして語尾もやさしく、動作も柔らかい印象を受けました。例えるならば、科白劇は凛とした水仙の花のようでしたが、綺伝はそれこそまさに華やかな菊の花のようでしたね…生でみる亀甲ちゃんは華麗で美しく、かわいらしかった…!♡

 

真剣必殺を…この目で…見て…しまいました…!(白目)(失神)

とはいえ、2階席後方からだと肉眼ではガッツリ見ることはできなかったのですが…首元に赤いものがあったのは間違いありません…

そして当然ながらあの決めポーズで「愛のない痛みに価値はないんだよ」をいただいてしまった…

てかジャケットを脱ぐとマジでゆほくん細い…それでも青江篭手切獅子王と並ぶと大きいとは…きゅん…

あとなんか殺陣でもはや人間とは思えないほど高くジャンプしていたんだけども…うちのひと刀剣男士だから人間じゃなかったわ…ごめんごめん!(混乱)

 

汁物をよそってお箸を添えてお椀を渡す気遣い亀甲ちゃんも、ワインを嗜むほろ酔い亀甲ちゃんも、扇子を片手に舞う華麗な亀甲ちゃんも、袖からひょっこり顔を出して鵺を撫でるお茶目な亀甲ちゃんも…なにもかも新鮮でした…!

 

ひらひら靡くマントに、ゆらゆら揺れるタッセルと…すこし動くだけでビックリするほど映える亀甲ちゃんの衣装がたまらない。激しい殺陣なんてしたら…映えるどころの騒ぎじゃないですよまったくもう…けしからん!!!(逆ギレ)

あ、そういえば、今回は内番着がなかったですね…またいつかの機会に見れたらいいなあ…!

 

椅子〜!のシーンは、今回テーブルがあったので、あのコップのフチ子さんのような可愛らしい御御足を拝むことはできませんでしたが、相変わらず姿勢がめちゃくちゃよかった…ラブい…

 

科白劇のおなじみの「ハイハイハイ!」「…放置プレイかい?」も生で見ることができてわたしはほんとうにしあわせです…!

 

パンフレット。梅津くんがゆほくんに台本を読んで興奮して連絡してきた〇〇なシーンって…もしかして「秘密」とか「必殺」が入ったりします…???(亀甲貞宗真剣必殺強火担)

あと科白劇で自分の周りに刀剣男士がいて興奮するゆほくんに「勇歩さんも刀剣男士ですよ」と言ってくださる梅津くん、マジで惚れてまうやろー!!!

 

亀甲ちゃんを演じるゆほくんをみて、愛をもって推しを演じてくださることへの感謝とともに、ゆほくんにとっても念願が叶ってよかったね…!という気持ちでいっぱいです。いつものことだけども、ほんとうにひとつひとつの演技を取りこぼすことのないように大事に演じているのが伝わるので…ああわたしは幸せ者だなあ…

 

 

わたし自身、とうらぶをはじめたときに青江を第一部隊で出陣させていたので、真剣必殺を見たときはグッとくるものがありましたね…!

 

ちょぎたんが本丸の皆に聚楽弟の監査官だとナイショにしているんだ、と真面目な口調で古今に語るくだりがめちゃくちゃおもしろかった…いやお前絶対皆知ってるだろ…

あとちょぎたんったら、話すときは声低めなのに戦闘になると刀を振るうときの声が高めなのがめっちゃギャップがあって…思わずキュンとしてしまいました…

 

篭手切の真剣必殺で、時間遡行軍の動きがともにダンスを踊っているようなステップを踏んでいるのがよかったなあ〜!

 

時間遡行軍が戦っている姿を見たときに思わずホンモノだあ〜!!!と感動してしまいました…(小並感)

 

はじめての明治座。2階後ろだったのですが、まるでNHKホールの2階みたいな雰囲気だなあ〜と思いました。わたしにとって、この2年ほど舞台を観てきた劇場よりも、明治座は長年ライブで慣れ親しんできたホールにキャパ数が近かったので、なんだか無駄に安心感と既視感がありましたね…まだまだわたしも染まりきってないんだなあ…

とはいえ、ライブと舞台では楽しみ方も違う上に、舞台で役者さんの表情がよく見えないというのは随分と味気がないもんだなあ〜と思いました。去年やたらチケット運がよかった反動か、新歌舞伎座でも2階やら3階やらなので、基本的に肉眼で見たい派とはいえ、これを機にオペラグラスの購入を考えてしまいましたね…アクターズリーグのときに購入した双眼鏡だと見えすぎちゃうかしら…

 

2階客席から見下ろすだけでも、目の前でとんでもないことが行われてるような気分になって、己は時代の目撃者でほんとうにこれからの歴史が大きく変わってしまうのではないかと錯覚してしまうほどに、ステージ上で壮大な世界観が繰り広げられていて…刀ステという大きなコンテンツの底力を見せつけられました…!

また、綺伝という作品自体も、物語の展開や登場人物の感情の描き方が非常にドラマティックで、音楽や演出も華やかで美しくて…雅を貴ぶ歌仙ちゃんにぴったりでしたね…!

わたしにとって、エンターテインメントの至高は及川光博ワンマンショーなのですが、それとはまた異なるベクトルのエンターテインメントの至高って存在するんだなあ、と思いました。

ここまで感想を書いてきて、さすがに我ながら褒めすぎている自覚はありますが…魂に響くってこういうことなんですかね…?観劇後の帰りの電車で感想を書くも止まらず、家に帰って済ませることを済ませたのちに翌日の仕事に備えてベットに入ろうとするも、あまりにも興奮しすぎて感想を書こう書こうと指の末端がわなわなと震えてしまいました…おそろしい…

 

わたしはゲームをプレイすることが得意ではないので、刀剣乱舞無双の実況を最近見ているのですが…偽物くんの偽物くんとな…なるほど…

 

初期刀様や人気者はここぞとばかり活躍するシーンが大きく展開されていいなあ~!と思うのですが、わたしはまあ、最初の推し以外はいままで王道という王道を通ったことがないので…これもまたきっと運命なんだろうなあ…

 

地蔵がガラシャを「姉上」と呼ぶ瞬間がすんごくかわいかった…てかあの白タイツとバンビのような足の動きは反則すぎます…!ずるい!

 

三日月のくだりとか円環のくだりとか過去作品をちゃんと履修していないのでわからないのですが…もしかするともしかして、次回作で最初の最初に戻ったりしないよね…?

 

 

初見でこれ以上語ってしまうと、わたしの語彙力ではこれ以上人間の言葉で語れることがなくなってしまいそうな気がしてきたので、今回は一旦ここまでとさせていただきます。

わたしがつぎに綺伝を見るのは、新歌舞伎座!つぎは科白劇の円盤をちゃんと見てから観劇するぞ〜!☆

 

さて、今週末はわたしが大好きなYouTuber・東海オンエアのイベント!「不死鳥は死んでこそ輝く 伝説のドンビキコンティニュー」に!参加してきます!🖖

4年以上死ぬほど動画を視聴してきても一度もメンバー全員が揃うイベントに参加したことがなく、まさか生で見ることができるとは思ってもいなかったので、これまた新たなドキドキでいっぱいです!ああ!今年もいよいよ忙しい春がやってきたゾ!☆