空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【過去作品】『舞台 憂国のモリアーティ』をみてみた

『舞台 憂国のモリアーティ』

 

作品名を出すと数々の友人からメディア問わずに薦められていた上に、7月には2作目の上演も控えており、また友人からミュージカルの円盤までお借りしてしまったので、これはいま見るしかない!ということで、ようやく見るに至りました!

 

ゆほくん演じるは、かの有名なシャーロック・ホームズの助手ことワトソンくん。

序盤のオープニングにてバナナを構えつつ登場するも、物語では第2幕から登場します。まってました!☆

ワトソンくん自身はシャーロックに振り回される常識人であるも、まさかギャグ要員だとは思いもしませんでした笑 おっちょこちょいくんでシャーロックの横でわーわー喚いているのがかわいい…!

わたしがいままで見てきたゆほくんの出演作品はぱっちの舞台がほとんどで、最近の作品はとくに松井勇歩無双と言っても過言ではないほどに主演が多いので、こういうザ・脇役というか一般ピーポーらしい、よい意味で薄っぺらい役もおいしいなあ、と思いました…ゆほくんの演技をもっともっとたくさん見てみたいなあ~…

 

客席から「どうしよう早くしよう…どうしよう…シャーロック…!」とひどく焦った様子で登場するも、当たり前に推しの顔がよい!!!どうしようはこっちのセリフだよ!!!すき!!!

アドラーの家に到着するも入るもなにをするも「後悔していまーす!」を手錠をされた両手を差し出す殺人犯役・ワトソンくん。あー!かーわいいっ!!!♡

ワトソンくんと話しつつもそっぽを向くシャーロックとカメラの取り合いをして「いえい!☆」とピースまでいただいてしまいました。アドリブ多い!ごちそうさまです!笑

ハドソンさんにアドラーに踏まれに踏まれ、見事なギャグ要員ぶりを発揮しています笑 わたしも踏みたい…(?)

お家を爆発してまでの大仕掛けにもかかわらず、どちゃくそ演技が下手なワトソンくん。よくもこれでバレなかったな!!!笑

大根役者にもかかわらず、凝りもせずになりすまし警官にもなっています笑 お帽子の被り方がかわいい!セリフも半ばで照明が暗くなり、極めつけの「後悔していまーす!」笑 役であってもいじられている大魔王ほどおいしいものはないですね…

 

当方はシャーロック・ホームズ云々について、名探偵コナンで言及されているレベルにも及ばない知識しかないものの、いわば正であるシャーロックからの視点ではなくモリアーティからの視点の作品という時点で、これはおもしろいに決まっているよね!!!と思いました(安易)

原作どころか、大原作まで読んでみたくなっちゃったし、なによりも続きが気になるよ!絶対つぎの作品おもしろいじゃん!早く7月にならないかなあ~!

 

当たり前のように存在するプロジェクションマッピングに、キャストを乗せつつも生きものように動く舞台装置から、消え物までに至る小道具、ライブのお着替えタイム並みにダンスも取り入れて…などと、なによりも演出がどこからどこまでとんでもねえ!総合芸術とはこういうものを言うのだろうなあ…

てか舞台で消え物まで出しちゃうの!?お肉食べてるよ!?パイも!?ちょうだい!!!(もらうな)

とくに舞台装置がもはやディズニーのアトラクション級なので、その複雑な動きや立ち位置を踏まえた上で演じる役者さんたちがすごい…てかこれは一体どういう仕組みになっているのだろうか…(好奇心)

初めて舞台というものを見たときに、ドラマ映画慣れゆえに、実質的には変わらないロケーションや数少ない小道具にどうしても物足りなさを感じてしまったのですが…いざとなって、消え物まで至る小道具が用意されていたり、プロジェクションマッピングや舞台装置でロケーションが大きく変わったりすると、これはこれで不思議に思うものなんだなあ、と思いました。舞台なのに舞台ではないような感覚というか…

 

アルバートが…眉筋がどうなっているんだろう、というくらいのしたり顔を繰り出すのがマジでえっろい…もっともっと悪い顔してほしい…

そしてモラン大佐よ…エヴァで好きな男性キャラは加持さんなわたしが、モラン大佐を好きにならない訳がなかった…中のひとのキャラも好きです…

あー!シャーロックのお顔が大変よろしゅうございますわね!!!ゴリゴリの鎖骨!!!

わたしアドラーもめっちゃ好き!!!!強くて綺麗な女は間違いない!!!!人生狂わされたい…

でも、ハドソンさんも好き…高音も出せるのにちょっとハスキーなのがめちゃくちゃ推せるよね…!♡

 

今回、作品を見てからブログを書くものの、己の満足できるような感想が抱けず、しばらく考えをぐつぐつ煮込んでいたのですが…

作品の展開や趣向はおもしろかったものの、冷静に分析してみると…わたし自身が作品のテーマである正義やら私刑やら復讐やらに興味がなく、それゆえに作品自体に感情移入することができず、キャストの方の演技をこころに響かせることができなかった気がします…申し訳ねえ…続編に向けてどのようにこの作品と向き合おうかなあ…

 

思い返さなくとも、去年2月の時点でコロナ禍ギリギリというか足元まで及んでいたんだなあ…

まあ上旬はまだライブやイベントは開催できたんだよね、半ばで中止か実施かというところだった気がする…コロナ禍過渡期の映像を俯瞰して見てみると、映像資料として興味深いですね…

 

 

特典映像

メイキング

顔合わせから収録とは…豪華だなあ~!しかしまさか1時間もあると思いませんでした笑

稽古初日。メイクしてなくともお顔が大変よろしいのはもはや当然。てかよく着ていらっしゃるジャージってポケットに台本が入るんだね!!!そりゃあよく着るわな!!!

舞台初日。わー!EXシアターだ!ご無沙汰しております~!(コロナ前はミッチーさんのカウントダウンライブで恒例の会場でした)きたむーさんのお話の途中で後ろを通るゆほくん。ネクタイも締めていないどころか、シャツのボタンもとめておらず、ちょっとえっち!♡

ホストちゃんぶりの糸川くんなのですが、さてはチミはいじられキャラなんだな…?かわいいね!♡

 

バクステ捜査

シャーロックとワトソンくんでスパイを探しつつ楽しくモリステを紹介するコーナー!もはや30分番組ですね!笑

まあわかっていたことなのですが、ワトソンの格好でコテコテの関西弁を話すのがおもしろすぎる笑 いけいけどんどん!!!

舞台装置組。ご厚意もあって階段のなかに潜入するゆほくん。動かしてみるも悪戦苦闘して「遅い!」と叱られ「僕乗る専門ですわ!」とそそくさと階段から出てきました笑 ひとを乗せて動かして10以上の役を演じるとは…ほんとうに大変だ…

モランポーロックマイクロフト組。謎の水色の液体を飲むも「ぶっはー!一番リアクションむずかしい味!」「ほぼ無味!」とあまりにも雑なハーブティーの感想を述べました笑 バタフライピーかしら…

女子組。緊張のあまりに女子部屋の前で動揺するゆほくん。突然「これはなんだあ!!!」と喚くもただのお菓子だと言われた上に、結局ふたりしてお菓子をもぐもぐ。捜査はどうした!!!笑 そして勝手に女子のお洋服を借りてひとに着せちゃいけません!笑

モリアーティ組。まっきーさんがゆほくんの私服のアウターを着ていたのですが、これまたかわいらしいMA-1だったなあ~!ワトソンくんという設定は守るも、西の探偵でも来たのだろうかというレベルのコテコテの関西弁で、モリアーティ3兄弟だけではなくシャーロックからもツッコまれています笑 刀剣ネタもあれどあまりにも大人の事情で使えないネタだなあ!!!むしろここまで収録されていること自体奇跡だわ!!!笑

しかしスタンディングのEXシアターに慣れているので、客席ありのEXシアターの景色はどうも見慣れないものですね…

 

カーテンコール集

ひと通りのご挨拶をしたあと「きょうみなさんがこの劇場に来た事実、そのすべてはこの僕が企てたことなんですよ」とちゃんと客席の笑いを誘うゆほくん。このあとのまっきーさんのひとことによって、まさかカーテンコールでひとボケするという悪習が続くことになるとは…笑

きたむーさんと入れ替わりコントが突如はじまり、入れ替わったあとにさらに糸川くんと入れ替わり…とくしゃくしゃした展開に至るも、まっきーさんの「ありがとうございました~」でどうにか場が収まりました笑 カーテンコールでボケを繰り出す度にまっきーさんが「こんな舞台じゃないんだよ!」とツッコむのがおもしろかったなあ笑

 

座談会

座談会DVDも手に入れました! うっわ!背景がEXシアターすぎる!ドリンクバーでビール交換したなあ!!!第九聴きてえ!!!笑

モリアーティ組の楽屋によく遊びにいくゆほくん。きたむーさんがいらっしゃらないときに、その寂しさゆえで…とのこと。かわいい!

演出の西田さんのお話。デビュー当初、西田さんが担当されていた舞台のお手伝いとして下積みをしているときに、殺陣への興味を抱いたと。これまた夢があるステキなお話だなあ…