空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【ネタバレ】2021/12/11昼夜『水月鏡花 -竜馬夢双-』

11月中旬からはじまりました、毎週末ゆほくん祭りもきょうで最後!「水月鏡花 -竜馬夢双-」を観に行ってまいります!☆

 

ということで、これにて今年のゆほくん納めとなります。ちなみに、現場納めは今年も大晦日のミッチーさん(※当方は及川光博さんのベイベーでもあります)のゆくくるの予定です!これまたたのしみだなあ〜!☆

 

 

12/11(土)

2週間ぶりの六行会ホールに向かうべく電車に乗っています。日差しもあたたかくてよい天気なので、きょうも大井町から歩くぞ〜!٩( ᐛ )و

 

今回の作品については、みんな大好き坂本竜馬がメインのお話ということをふわっと理解しています。

わたし個人としては、大河ドラマや歴史ものの小説を好む上に、日本史は得意なほうで、霊山護国神社に赴いてお墓参りをするほどに桂小五郎もとい木戸孝允さんにどハマりしていた時期があるくらいには幕末明治期が好きなので、ゆほくん抜きにしても非常に楽しみにしています。わくわく!☆

 

会場に入りました。先々週訪れた六行会ホールには随分と慣れたものの、2週連続の電子チケットにはどうにも慣れず…どこか心許がありません。チケットは紙がいいなあ…

ただ先週はチケットを表示して係員さんにスマホを操作していただく形式でしたが、今週はQRコードをかざす形式でした。こっちの方がスムーズでよいですね!☆

 

さてグッズ購入。自ら商品をピックする方式のグッズ販売は初めてかもしれません。どうにも映画館のグッズ売り場に来たような気分になってしまい、うっかり脳内でキャラメルポップコーンの香りを生成してしまいました。ちがうよ!!!

個人ブロマイド4枚入り1000円を4種、大きいサイズの個人ブロマイドにパンフと…ガッツリ購入しました。沖田さんのビジュアルが非常によいので金額など痛くも痒くもございません。顔立ちも相まってまるで宝塚の男役のひとみたいに麗しゅうございます。そして圧倒的にブルべくん。あとパンフで好きな歴史上の人物で織田信長を挙げているゆほくんがあまりにも解釈一致すぎて笑いました。だと思ったぜ!!!笑

 

会場内に入ると例のサイン入りビジュアルなんちゃらが飾られていました。サインだけではなくお名前とコメントも入って豪華です。

キャストさんによっては作品のタイトル名を綺麗にレタリングして、コメントも隙間を埋め尽くすほどにガッツリ書かれていました。まだどなたかは存じ上げませんが…ぜひともファンサの鬼とお呼びしたい。これはすごいぞ。愛を感じる。

 

劇場内へ。思いのほかステージ上はシンプル。というか生地の薄い幕が張られております。その奥に舞台装置があるのでしょうが、視界に見えるのは鉄パイプ?の骨組みのみ。はてさてどんな舞台になるのかしら…

 

気づいたら開演3分前だ!マチネ!楽しんできます!☆

 

マチネおわりました。たまたま見つけた近くの九州料理屋さんでのんびりブログを書いていこうと思います。お店を出る頃には薩摩の人間になっているのかもしれません(?)

 

本日刀ステ綺伝の当落だったのですが…ひとまず1公演確保できて安心しております。やっと生亀甲ちゃんにお会いできる!!!♡

 

店員のお兄さんとカウンターで楽しくおしゃべりをしていたら、ついうっかり頼みすぎてしまいました…ということはともかく、ひとまずロビーの開場時間前に会場に到着して、特典を引き換えることができました。トートバッグの特典はグッズを持ち帰るのに非常にありがたいですね!☆

 

まーた感想書いていたら開演2分前だ!ソワレ!ゆほくん納め!たのしみます!!!♡

 

ソワレおわりました。やることいっぱいだからね!とっとと帰るよ!

 

 

水月鏡花 -竜馬夢双-

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ゆほくん演じるは、かの有名な新撰組沖田総司さん。まあ詳細の説明はいらないでしょう。

 

役柄から考えて当然ですが、今回も見事な殺陣を堪能させていただきました。

今回とくに思いましたが、ゆほくんの軽やかな動きと殺陣の相性がなによりも抜群なんだなあ、と思いました。そして動きひとつひとつのスピードが早い上に、瞬発力もエグい。このひとはほんとうに同じ人間なんでしょうか…???

 

鳩に餌をあげる沖田さんがとてもかわいかった…!♡

餌をあげようとするも何度も鳩に逃げられてしまい…その鳩を追いかけて舞台のあらゆるところを駆け巡るのですが、こんなにもほんわかとしたシーンでもゆほくんの身軽さがこれでもかと発揮されて困っています。るろ剣の瀬田宗次郎の縮地とか軽々とやってしまいそう。なんだったら天翔龍閃もどうぞ。なにはともあれかっこいいにも程があります。しかもかわいいのがずるい。どこまでも鳩を逃げさせてしまう黒子さんに最終的にだめだめと首を振る姿もとても可愛らしかったです…!♡

 

あとあと。これまたとてつもなくわかりやすーいキャラクター設定の新撰組の沖田さんなので、もちろん結核を患っている描写があります。いいぞ!!!もっとやれ!!!ありがとうございますご褒美です!!!(性癖)

 

日替わりが2シーンほどあってそれぞれ佐々木さんと勝さんが担当するも、どちらも新撰組が絡むのですが…きょうに至ってはわたしの脳内メモリーが調子が悪く、どうにも文章として上手く書き出すことができなかったので、語るのはやめておきます。佐々木さんがいちいち笑いのセンスがぶっ飛んでてめちゃくちゃおもしろかったなあ~!笑

 

カテコでは竜馬役の鷲尾さんがふわっと指したひとがご挨拶をされるのですが、その方のご挨拶が終わったあとに、毎回ゆほくんに締めてもらうことがどうやら定番になっている様子でした。…にしても、まーたこのひとはいじられてるなあ!笑

 

 

作品自体は、ペリー来航に危機感を抱いた坂本竜馬もとい才谷梅太郎が、一か八で日本の危機を救ってくれ!なーんて、その場にいない龍(昔見かけたらしい)にお願いをしたらマジで龍が現れて、その龍が人間と化して才谷くんと二人三脚で「坂本竜馬」として日本を変える偉業を成し遂げていく、というところでしょうか。ざっくりオブざっくりですんません。それよりも才谷くんは一体どうやってドラゴンボールを7個集めたのかどうか教えてほしいです(どこからどうみても龍がシェンロンにしか見えなかった)

 

冗談はさておき、いわゆるペリー来航から池田屋事件あたりまでは超高速幕末が繰り広げられており、ある程度の歴史の流れを理解しているわたしですら初見ではちょっと追いつけない程でした。約2時間という尺を考えるとまあ妥当だと思いますが…

しかし話が進むにつれて、そのスピード感に慣れてきたのもありますが、段々と才谷くんと竜馬がそれぞれで脱藩などの「坂本竜馬」としてのライフイベントだけではなく、船中八策など歴史的な出来事を発生させていることに気づき、脳内で彼の人生を思い起こしつつも、これは才谷くんと竜馬のどっちがやるんだ…?と推理しつつ見るのが、歴史好きとしては大変おもしろかったです。とりあえずチンギスハーンになるのは才谷くんということでOK?(それは源義経

 

坂本竜馬はふたりだった(しかもそのひとりは龍である)」というファンタジーであることも相まってか、有名な歴史上の人物や歴史上の出来事などの描き方はあくまでテンプレに過ぎませんでしたが…わたし個人的にはさすがに物足りなさを感じたものの、ストーリー展開が早いこともありますし、ひとや出来事を記号化して歴史が苦手なひとにもすんなりと理解できるように描いているのかなあ、と思いました。まあ史実っちゃ史実なのでそこまで捻るもんではないしね!笑

 

初見でどなたがどの役なのかいまいち把握していなかっために、勝さんが出てきたときに(このひとは高杉晋作…?ジョン万次郎…?)とよからぬ推理までしてしまいました。坂本竜馬との関係性をフツーに考えれば勝さんなんだよね…忘れてた…言葉遣いがルー語だったのもあるんですけども、わたしのなかの勝海舟像があまりにも武田鉄矢さんだったのもあると思います…(龍馬伝

あと勝さんが登場したときにちょっとヒップポップっぽい音楽が流れている(ような気がしました)のがなーんかよかったです。クラブミュージックっぽいというかなあ。

 

沖田さんのハトポッポだけではなく西郷さんのワンワンがぬいぐるみ出演されたり、紙飛行機が飛んだり、フォーメーションを組まれたダンスだったり…視覚的に見応えがあって楽しい舞台でした。個人的におさなさんが敵の着物を切り刻むときの照明がめちゃくちゃ好きでした。女性陣の番傘も非常に華やかでよかったなあ~

 

登場時から明らかに亀の死亡フラグが立ちすぎて笑いました。江戸に来た時点で完全にアウトでしたね…時代劇の無名の登場人物にありがちのことなのでこれはもはや仕方がありません。かわいそうに…

 

歴史上の偉業オブ偉業を成し遂げた人物が複数人にする設定のファンタジーをまあまあ見かけることがあるのですが…フツーに仕事をする上でちょっとしたプロジェクトひとつでもひとりではどうにもならないことがほとんどなので、その発想は至って現実的なものなのかもしれないなあ、とふと思いました。興味深い。

 

個人的に歴史好きということもあり、ストーリーにはいつもよりさらっと入り込めたような気がするのですが…反対に作品自体の人物描写がテンプレすぎるあまりに、ゆほくんをはじめ、役者さんの演技をよーく味わうことができなかったような気がします。大変申し訳ない。どうにもわたしの先入観が強すぎたような気がする…むむむ…

 

 

今回の感想はここまで。これにて今年のゆほくん納めとさせていただきます。振り返りはまた年末に。ありがとうございました!

…さあて!そろそろゆくくるに向けてワンマンの映像を見て踊りつつも、鈍った身体をほぐしていこうかしら!踊るわよ!☆