Patch stage vol.11『JOURNEY-浪花忍法帖-』
霧 ver
ようやくジャー忍を見ますよ!まずは霧から!☆ pic.twitter.com/8WER42Pqwz
— シズノ (@sznooooo) 2021年5月2日
同内容で一部演じる役が異なる、ジャー忍の霧verでゆほくんが演じるは、主人公の浪花国の忍・恵比三くん。とっても自信過剰な完全たる少年漫画の主人公タイプの子です。
忍者役という設定だけではなく、恵比三自身の明るい表情やお調子者の言動も相まって、ゆほくんのエアリーなアクションとの相性が抜群によかった!♡
関西弁の役になると、ゆほくんの声色がすこし高めになんだよなあ〜…そして声を荒げると猫っぽくなってしゃがれるのがめちゃくちゃ好き…!にゃー!!!
髪型がピンでとめているのが、やんちゃっ子らしさ満載でかわいい~!
序盤の恵比三が森を駆け抜けるシーン。まるでキズナアイ面接かのように、森を駆け抜け川を渡り寝て食べて食べて…というナレーションに合わせて動くのですが、その瞬発力のよさに思わず脱帽してしまいました。人間技だとは思えないよ…
布丁との出会いのシーン。セリフの途中に三好くんにビンタを食らわせて「早い!」とツッコまれるゆほくん笑 明らかにやんちゃ坊主のお顔になっててこれまたかわいいことかわいいこと…!ハブレンやカーニバルのときにも思いましたが、わたしいじられキャラな三好くんのアドリブ好きだなあ~!笑
恵比三と弁才。まだ霧verの感想を書いている段階では虹verを見ていないので、ゆほくんが弁才かあ!たのしみ~!と思いつつ見ました。まるでふたりはらんま1/2の乱馬と良牙くんのような関係。てか松井納谷コンビは身長差がかわいすぎてしんどいよね…!
地下水路を泳ぐシーン。完全に水のなかにいる身体の動きだったなあ…指づかいや腕の動きがまさにそれだった…巧い…!
恵比三と毘沙丸の決闘シーン。松井星璃コンビの殺陣はまず間違いないし、敵対する関係にもかかわらず実は兄弟だった、という設定への解釈一致がすごいよね…わかりみしかない…
「笑う門には福来る」という言葉が記された浪花忍法帖を手に大笑いをする恵比三。ゆほくんのゲラな笑い方が相まってこれまたよかったなあ…
この半月ほど表情が少ない高峯くんの演技を生で見てきたからか、明るくてコロコロと表情が変わるゆほくんを久々に見れてとってもしあわせでした…!♡
お話としては、僧侶様をお守りすることとともに、浪花の敵対国・安須真へのおつかいを頼まれた恵比三が、三途の川を渡りかけたり新しい仲間と出会ったり敵と戦ったり。多少なりともシリアスなシーンもあれど、全体的に話のテンポが速めであるゆえにあまり物語の世界観に浸ることができず、話もよくも悪くも無難というかなあ…設定が浅い単発の少年漫画を読んでいるような気分だった…
個人的に、納谷くんの演技が好きです。身体が小さいにもかかわらず(だからか?)動きも表情も派手で見応えがある演技をされるので、見ていてつい楽しくなっちゃうんだよなあ。このひとの演技ももっと見てみたーい!
画質はDVDなのでまあ仕方なくとも、音響がいまいちよくないというか…冒頭の浪花のお師匠様のセリフが加工も相まってとくに聞こえにくかったなあ…床のキシキシ音も結構大きかった…
虹 ver
霧の感想書き終えた!虹をみます!弁才なゆほくんもたのしみ! pic.twitter.com/b9SEdA14R4
— シズノ (@sznooooo) 2021年5月3日
恵比三・弁才役と布丁・毘沙丸役が入れ替わり、虹verでゆほくん演じるは主人公・恵比三に恨みを持って命を狙うも、布丁の提案によって旅をともにする弁才くん。
霧verから見たゆえに、納谷くんのちょっぴりダサくてかわいらしい弁才と比べて、ゆほくんの弁才は随分とクールでおとなしい印象を受けました。てか同じ役にもかかわらず、ダサさというものは皆無でむしろ表情も佇まいもカッコいいのはどうしてだろう…?贔屓目…?
マイリマの配信のときにも思いましたけども、納谷くんの演技が動ならば、ゆほくんの演技ってどちらかというと静なんだなあ、と。ダブルキャストということで多少はそれぞれの演技に対して意識していると思うのですが、同じ役でここまで演技が違うというのも…非常に見ごたえがあって、とてもおもしろかったです。十字グラフにするとふたりの演技はたぶん対極の位置になるんだろうなあ…ベクトルが全然違ったのよね…!
以上のような感想を抱いたことで思ったのは、ジャー忍は2作ともに見ることでひとつの作品としてのおもしろさが完成するんだろうなあ、と。霧verを見たときはあまりピンとこなかったものの、虹verを見て「比較する」という要素が増えたことで、もうすこしこの作品を好きになれるような気がしました。
また同じ恵比三でも、ゆほくんは「明るい」・納谷くんは「熱い」という言葉がしっくりくるなあ、と思いました。とくに浪花忍法帖を開いたあとのシーンでは「乾燥」と「湿潤」という反対語が浮かぶほどにわかりやすく印象が違ったんだよなあ…
わたしはたぶんどちらかというと、動の演技のほうが派手で見ごたえがあって好きなのですが、ゆほくんの数々の演技を見てきて、静の演技を見てジワジワとこころを動かされる感覚も好きだなあ、と思ってきました。
言葉通りに「表に現す」表現のひとつ、演技とは当然作為的なものであるために、どうしても足し算をたくさんしてしまいがちだと思うのですが、ここで足し算を必要以上に積み重ねることなく、むしろ引き算ができるというのはもはや才能だと思います。ええ褒めすぎています。恋は盲目。
ただ静の演技もするにも、やはり動の演技ほどの派手さはないゆえに無難だと思われてしまいがちかもしれませんが…ゆほくんの静の演技が埋もれてしまうことがないのは、やっぱり華があるからなんだろうなあ~!と思います。好き!!!♡
オープニング。アクションをしつつも、登場人物の名前が書かれた巻物を開く演出なのですが、弁才なゆほくんが巻物を投げる→アクション→巻物を受け取って広げる、までの動きがあまりにも綺麗で…100点満点だった…!
しっかし!恵比三を演じたときと声色が別人のように違う!ゆほくんの高いお声も低いお声もどちらもわたしは好きだなあ…(声フェチ)
右肩についている短いひらひらマントでさえもその靡かせ方がこれまた美しいこと…!
大角に術をかけるシーン。お尻ふりふりくん。もっと!もっと突き出せえええ!!!(欲望丸出し)
弁才の呼びかけで恵比三が目覚めるシーン。意識に入ってきた寿を「葉加〇太郎みたいなやつやった」という言葉に思わず顔を背けてにやけるゆほくん。こ、堪えた!
納谷くんの演技については、ゆほくんの演技と比較しつつもすこし語りましたが、彼は彼でちびっこですばしっこいから忍者役がお似合いになるんだなあ、と思ったり。
三好星璃コンビは悪役のイメージが強くあれど、僧侶も似合うものだなあ…ふしぎ…
特典映像 ~霧ver
東京へ新幹線で向かう姿まで収録とは…レアリティ高い…!舞台裏の映像で「ここ撮る?」と驚いたあと、カメラで撮るときは事前に云々と小声で話しつつ、ピースしたりぶりっ子ポーズしたり…サービス精神満載なゆほくんでした笑
ラジオ体操!客席からのカメラでお顔がよく見えない上にマスクをして帽子にフードまで被っているにもかかわらず、以下のツイートのようにこれでもかとふざけ倒しているひとがゆほくんだと確信しました。動きがあまりにも不自然すぎる!笑 てかそれはほんとうに準備体操になってるの??わんぱくだなあああ~!笑
『JOURNEY-浪花忍法帖-』
— 劇団Patch【公式】 (@west_patch) 2017年10月4日
本日は19時から[虹ver.]!
当日券は各公演、開演時間1時間前〜30分前までに受付にお越し下さい。希望者が多数の場合は抽選となります。
また、本日はアフターイベントに、殺陣撮影会 虹ver.を予定しております!#本番前の準備体操#ジャー忍 pic.twitter.com/vWiXIgH1st
特典映像 ~虹ver
キャスト総入れ替えでアクション!後ろで安須真のお師匠様のお面を被って歩いてるひと、絶対にゆほくんですよね?ほんとうにあなたというひとは…!笑
恵比三vs達磨。達磨が影分身の術をして組体操をしたり鬼ごっこをしたり好き勝手動いて忙しい笑 てか今回の首謀者は絶対ゆほくんでしょ!!!知っているんだからね!!!笑
ありがたいことにゆほくんのバク転まで拝んでしまいました…生で見てみたい…!!!♡