空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【過去作品】Patch stage vol.10『羽生蓮太郎』をみてみた

Patch stage vol.10『羽生蓮太郎』


『羽生蓮太郎(はぶれんたろう)』ダイジェスト動画

 

どうせわたしは受注販売の前に定価の倍以上で手に入れたマンですよーっだ!泣

まあいいんですよ!この緊急事態宣言下で見るべき円盤を積めば積むほどおうち時間をエンジョイできるのですから!(← 12月1月でぱっちな円盤を6枚ほど購入したひと)

 

コメディなシーンが多くありつつも、黒男の前で同じ境遇である『ハムレット』のクロ―ディアスの懺悔のシーンを尾瀬倉桐志田コンビに演じさせるなど、シリアスなシーンも入り混じった、メリハリがある作品でした。伏線も多く、客演なしということでほかのメンバーが本役以外を演じたり作品の演出を担ったりなど、ひとつひとつのシーンに見ごたえがあって、おもしろかったなあ…

しかしおもしろいだけではなく、じわじわと涙腺が刺激されてしまったのはなぜでしょうか…ううう…親春…

シェイクスピアの戯曲『ハムレット』を下敷きに、とあれど、ほぼほぼ知識がなくとも問題なく楽しむことができました。まあ元の作品を見ていたらもっとおもしろいんだろうなあ…

あ、昭和45年のお話ということで、昭和44年生まれの推しのことを考えていたのはどうかナイショにしてくださいね…ミッチーさんミッチーさん、あなたはこの時代にお生まれになったのね…

 

ゆほくん演じる、ハムレットならぬ羽生蓮太郎はタイトル通りの主人公なのですが、ほかの登場人物の演技やキャラクターの味が濃ゆい分、ゆほくんはお出汁のようにシンプルでも旨味のある演技をしていたように感じました。ゆえに、その旨味が際立ってほかの登場人物に食われることがなかったのかなあ、と思います。

前々からですが、ゆほくんは全体的なバランスをみて演技するのがお上手なひとなのかなあ、と思っています。力加減が絶妙でほどよいというかなあ…チームワークが築けるひとにしかできない所業よ…そういう意味でもこのひとの演技巧いんだよなあ…

羽生くんは、ひねくれ者というか天邪鬼というかなあ…めんどくさいひとだよなあ笑

そしてこのひともまた、オラオラ歩くひとですよね…それに加えて猫背なので、なお一層ガラが悪い!すき!個人的にゆほくんの髪型は長めのほうが好きだけども、短髪も短髪でまたかわいいなあ~

 

ゆほくんがキャスト紹介後に前回りして立ち位置に戻る姿がだれよりもスタイリッシュだった…!

お墓参り。全体を通しても個人的にこのシーン好き!三好家の墓石に抱きつくのめっちゃかわいい…

黒男を追いかける羽生くん。竹馬になわとびに馬跳びだけではなく、コサックダンスまで華麗にこなすとは…運動神経が光っている…ひとつひとつのスピードがエグい!笑

 

田中くん。ドビュッシーの月の光が流れるなかで、神秘的な光に照らされつつも、月に手を伸ばしつつも命を落とすシーンが…もう、だめ、だめですよ、あれはもう…(涙目)

ほぼほぼ全部、田中くんに持っていかれてしまいました…ああ…ねえわたしの語彙力どこに持っていっちゃったの?もしかしてかくれんぼしてる?

言わずもがな、小指のテツもよかった…小指をねじり踏むときの動きがめちゃくちゃクセになる…あのシーンをGIF画像にして永遠に再生していたい…!笑

中山くん。これまた強烈だった…男だったら可愛がられたい(?)ほどに、声色と所作がもうそのものですね…完成度が高すぎる…めちゃくちゃ笑わせていただきました…!

藤戸くん。わたしほんとうに彼の演技好きだなあ…てか布袋くんのようなお友達がほしい…へんてこなことしてツッコまれたい…困らせたい…おじさんがアイスいっぱいあげるよ…

吉本くん。汗臭い中年感と父性が凄まじい。お通夜のシーンは完全にお父さんだった…

岩崎くん。圧倒的母性よ…おかあちゃんと呼んでもよいでしょうか…おかあちゃああん…

三好くん。君はほんとうに悪党がお似合いだな!笑 戦隊モノの中盤でボスに殺される小悪党の役とか見てみたい…

星璃くん。親春くんのお葬式のシーンの殴り合いがこれがまたお見事だったなあ…定春が一番大人だったなあ… ところで、レッドブル田中くんから返してもらったのかしら…笑

 

今回の円盤は特典映像なし!

DVD開けたらリーフレットも入っていなかったのですが、これは中古で手に入れたから?それとも仕様?まあ低予算であることは変わりないのだろうなあ…