松井勇歩くんを推しはじめて、約1ヶ月半ほど経ちました。
コロナ禍でも絶えることなくお仕事があって、推しはじめたばかりのわたしとしては非常に楽しくファン活動をさせていただいております。
※なお、当方は上地雄輔さん・及川光博さんのファンでもあります。今回(というかほぼ毎回だけども)のブログにおいて、彼らの名前が出てくることをどうかご了承ください。
さて、そんなわたしに、推しの舞台を観るために劇場に行くか行くまいか、と選択する機会がついにやってきました。
コロナ禍でもあるので、配信があるものは配信で済ませてしようか…と思っていました、よ、そのときは…
でも、気付いちゃったんです…チケットがまだ販売中であることに…
思い返さなくとも、ミッチーさんのワンマンショーの全通を目標と掲げていたほどに、わたしはライブ大好きマンでした…いわゆる「生のエンターテインメント」が恋しい…
ゆえに、チケットを買うという選択肢しかありませんでした。
わたしはいつも「生のエンターテインメント」の直後は情報処理が追いつけないのか、記憶がなくなるのか、小学生の作文のような「すごかった」「たのしかった」という感想しか言葉が紡げないことが多く、翌日のふとしたときに記憶がブワッと映像で蘇って爆死するタイプなんですよね…
しかし、ゆほくんに関してはちゃんといまの気持ちを記録に残したい。
ということで、ブログに関してはTwitterで書いたことを反映したり、書くぞ!と思って一気に思いのままに書くタイプなのですが、今回はTwitterのようにその場その場でログを記すことにしました。
ちなみに、これはいつかやってくるワンマンの感想の練習も兼ねています。いつも書けないから、常にワンマンの記憶があいまいなんだよね…
以下ネタバレを書こうと思っております。
舞台におけるネタバレがいつからどこから解禁なのか、初心者ゆえにわかりかねますが、ネタバレを避けたい方はどうかご自衛なさってください。
9/27(日)
11:15
いま、電車のなかでブログ書いています。
服装はわたしのこころのなかのミッチーさんが「おしゃれしてきてね!♡」と言っていたので(?)、今年のワンマンで着る予定だったワンピ―スを着てきましたが、チケットがあればオールオッケー精神なので、ほかはとくに準備していません。プレゼントボックスも愛哲*1もありませんしね。あってもあまり準備はしていませんが笑
場所もあまりよくわかっていないけども、前の職場の近くなので土地勘はあります。新宿はおれの庭。
パンフが売っていることにいま気づきました。これは買って帰らなくちゃいけません。
そして、さまざまな邪念のなかで埋もれてしまったのか、まだあたらしい推しに会うという実感はありません。
発売からしばらくで手に入れたので、席は後ろの方…とはいえ、いままで行ったホールよりも明らかに近いでしょう。どうしよう。
12:30
開場。消毒体温測定チケット確認パンフ購入。
席につきました。サイコー列理枝さん側*2!(違)
ソーシャルディスタンス込みで、見晴らしは非常によいです。前ベイベーと真ん中ベイベー*3の境くらいかなあ。近いいいいい!
思わず、動揺しております。うっかり下書き保存を2回も押してしまいました。この距離でゆほくんにお会いできるのおおおおおお…
てか、ステージだけでもう…感激しております。今年はもうご縁がないと思っていたよ、やっぱりわたしは推しに直接お会いすることができる、この場が大好きだあああ…
そんな状況下でパンフを見ました。
顔のよい男たちが並ぶなか、推しのページを開いて、気が動転しすぎて推しか?推しなのか?と確認してしまいました。わたしの推しでした。かっっっっこいいいい!♡
インタビューでYouTuberのお話をされていて、個人的にYouTuberも推している身としてはさらにテンションブチ上がりました。
12:45
開始15分前になってようやく、席が埋まってきました。
ああ…もういっかいパンフ見よう…
焦燥感がエグい。このひとを生で見れると思うだけで冷や汗かいてきました。まいった。
どうやってゆほくん現れるんだろう…現れた瞬間、わたし心臓破裂するんじゃないかな…
12:55
スイッチオフ!ほないってきます!
14:55
おわりました。
リピーターチケットも売っていたけども、今日ははじめて行った舞台として1公演を大切にしたい、と思ったので、やめておきました。
というかトイレ出たらチケット販売というか、会場自体が終わっている雰囲気だったんだよね…(最後列のせい)
16:00
終わったあと、個人的に思い出深い南新宿をチェキで撮影しておりました。
☝︎ 新宿駅にてパシャリ
まだゆほくんが新宿にいると思ったら、どうにも名残惜しく、こころのなかですこし駄々をこねましたが…おとなしく電車に乗りました。
チュウヤ
ゆほくん演じるは、倒幕を企てる浪人たちをまとめるリーダー格・チュウヤ。
セリフというよりも、ずっと眉をひそめて、横顔や背中で静かに語る男でした。
また、刀も槍も操り、敵を仕留めることにためらいがありません。よ!男前!
…ほんとうに申し訳ないのですが、わたしずっとゆほくんしか見ていなかった。ごめんなさい。配信ではもうすこしお話に集中したいと思います。
今回生でゆほくんの演技をみて、気づいたことは、このひとは動かない、無作為の演技ができるひとなんだなあ、って。
主人公やほかの仲間たちがわちゃわちゃしているなかで、チュウヤは動じることなくその場で座ってその様子を眺めるシーンなど、役柄もあれど、そのときに余計な動きが一切ないどころか、彼だけ時間が止まったのかと思ってしまうほどに一寸たりともジッと動かないこともありました。
しかし、それこそチュウヤのキャラクター・役割をよく表しておりました。あれはまさに雰囲気やオーラを纏った演技だったなあ…(またもやスピリチュアル)
わたしは、ほかのキャラクターのセリフや動きがメインで撮られているなかで、後ろでその場に合わせた表情や動きを自らつくることで作品に立体感を出す、ミッチーの作為的な演技が大好物です。
しかし、今回は無作為の演技のよさを学びました。よかったなあ。
ずっとゆほくんを目で追っていたと申しましたが、瞬足でも履いているのかと思うほどに笑、走るときの足の回転も速ければ、殺陣の動きがあまりに軽やかすぎて視線が迷子になりました笑
たぶん、瞬発力がハンパないんだろうなあ…ひとつひとつの動きが力みすぎていないからか、力強さや男臭さをあまり感じないんだけど…その分スピード感があるというか…
ゆほくん自身、先日の生配信で仰っていたとおり、槍ははじめてとのことでしたが、そんなこと微塵も感じなかった。完全に使いこなしていました。
しかし、わたしの推しは横顔でも背中でもすごくかっこよかった。
正面向いても俯くこともしばしばあったのでお顔見たいな~と思ったら、最後の挨拶で堪能させていただきました。ごちそうさまでした。
とくに鼻筋がきれいだったなあ…照明もあってきれいな影ができていた…うふふ…
チュウヤくんの斬られるシーンや崩れ落ちるシーンもおいしかったですね!(性癖)
ほんとうにだれかゆほくん主演でヤンキー映画を企画してくれ…ボコボコにして…
言わずもがな、天狗のお面を被ってわちゃわちゃシーンは、槍も相まってどこぞの民族のひとなんだろうかと笑
かわいかった…あのシーンでおてて振るのもよかったなあ…最初の酔っ払いのフリするところもよかったし…つむじもみれた…
そして、チュウヤくんの正体は。君の名は、君の過去は、一体…。
おわりの挨拶
チュウヤは表情の多くない子だったので、最後の挨拶ですこしゆほくんの自然な表情みれるかな~と思ったけども、思い出さなくても、あまり表情豊かな子ではないなあ、と気づきました。
見事なポーカーフェイス。すこしクスリと笑うことがあれど、こころの内でなに考えているのか読めない。余計なことはしないけども…ただただきになるんだ…ミステリアス…
ひと月ほど推してきて、ゆほくんって上地さんと同じようなタイプだよなあ、とは思ってきました。
とはいえ、上地さんがジャンプの主人公だったら、ゆほくんはサンデーの主人公で。気質が違うんだよなあ、って。
自分勝手な上地さんの解釈なんですが、彼は、お天道様のようなポジティブ思考や表情を持っている上に、さらに人懐っこくて運の強さやその存在感やパリピなスポーツマン気質でひとを引っ張っているザ・王道の主人公なんですよね…でもほんとうはシャイだから、自分のことをあまり語りたくなくて…すごく控えめひとなんですけども…
ゆほくんはまだ解釈に至るまでには及ばないんだけども、ザ・王道な主人公ではないんだよね。どちらかというと、るーみっくか青山剛昌の作風で…主人公とはいえ、どこかクールで凛としていて、どこか抜けているような…
そんなことを思いながら、南新宿の街を歩いておりました。
はじめての生舞台
はじめての舞台で思い知ったのですが、思い知ったというか考えてみれば当然のことなのですが、舞台はドラマよりも映画よりもずっとフレームが大きい、視界で見ているんですよね…明らかに情報量が多い…
ゆえに、己でなにをもって舞台を見るのかが非常に大切になると思いました。
まあこれは結局、ライブと一緒なんですよね…やっぱり生のエンターテインメントって何回も観てなんぼなんだと思います。やっぱり夜公演行けばよかったかしら…
あと、他作品の円盤でも思っていたことなのですが、舞台のアンコールって不思議!
おわりました、拍手します、挨拶します、出演者退場します、さらに拍手しますでアンコールになるのね!これは文化だなあ~!しかもアンコールの拍手めっちゃ短かった!(ライブ比)
『川崎ガリバー』
話自体は…わたしは最初「ドラえもん」の「ドラえもんだらけ」という話を思い浮かべました。
のび太からたくさんのどら焼きを食べさせられたドラえもんは、その代わりに宿題をやることになって結局行き詰まり、2時間後・4時間後・6時間後・8時間後の自分を呼んできてみんなで宿題をやることになって…という話の展開とは異なりますが笑、迂闊にタイムトラベルするとああいうことになりますよね〜(経験者ではありません)
とくに凝ったお話ではありませんでしたが、無駄にひねりがなく、さらっと見やすく、純粋におもしろかったです(小並感)
ゆほくん演じるチュウヤとトキムラでアクションを魅せ、ハンゾウやジュウゴはコメディで魅せる。
いわば、脇の役者さんたちが物語の立役者になっていると思いました。
脚本としても演出としても、全体的にキャラのバランスが取れていて、これこそチームワークなのかなあ、と。主人公とその相棒含め、余計なキャラがいなかったのがよかった。
また、絶妙な伏線もありました。主人公の声が吹き出しだなあ、天狗のお面で聞こえづらいからかなあ、というこちらの思い込みも含めて回収されてしまいました。そういうことか〜!
主人公が躊躇いなくタイムトラベルを繰り返すので、何度か同じシーンに当たったり当たらなかったり。ジュウゴルートかハンゾウルートか…笑
主人公くんは、お顔だけではなく、おわりの挨拶を含めて若い子だなあ、と思ったら、ゆほくんよりも年上でした…見事な童顔…!かわいいお顔だった!
個人的にYouTuberのアバンティーズのそらくんとか、はじめしゃちょーの畑のだいちくん系のお顔だなあと思いました。それだけです。声もそっくりだった。
てか最初科学者くんが主人公だと思ったわ!身長差といい、キャラといい、ふたりのバランスがすごくよかったです。
わたしやっぱりコメディーなシーンの肝となる脇役好きなんだよなああ
ハンゾウもジュウゴもよかった…舞台ってそういう役多いのかなあ…
おわりの挨拶で主人公くんやハンゾウさんの中のひとがさらなるチケット・パンフの購入を勧めていらっしゃいましたので、すこしでも興味のありましたら…ぜひ!
『川崎ガリバー』
— 松井勇歩【劇団Patch/関西人】 (@patch_yu1030) 2020年9月27日
本日もご来場誠に
ありがとうございました。
槍が手に吸い付く。
そんな感覚になれた公演でした。
カーテンコール挨拶もありがとうございました。
最初に見るのは梨泰院クラスにしようと思います。
今日も1日お疲れさまでした!