こんにちは、マチネ?ソワレ?サムネ?とカタカナが苦手なあまりに覚えられず、未だに昼公演夜公演と言ってしまう、舞台初心者なシズノでございます。
ここ数か月で好きになった、松井勇歩くんが出演される舞台『Equal -イコール-』のチケットが発売されると聞いて「まあ配信でいいかな~」と思い、そのときはチケットは取らず。
しかし、のちに『川崎ガリバー』のチケットが発売後にも手に入ることを知り、衝動的に取ることをわたしは知りません。
その後「リセールでチケットあったら行こうかな~」と毎日チェックするものの、11日昼公演のリセールを目撃することなく、配信1週間前を迎えました。完全に諦めた!笑
そして、配信前日になって思い出すように配信チケットを購入し、配信当日10分前に動画視聴URLを受け取ったわたしは「10日昼公演の配信チケットじゃん!!!」と気づくに至るわけです。
みなさんはアーカイブ終了10分前の投げ銭マンにならないために、チケット購入の際にはきちんと日付をチェックしようね!!!投げ銭マンとの約束だよ!!!泣
正直、結構ショックでした…少ないけども、このお金で舞台俳優さんやスタッフさんたちがおいしいごはんを食べられたらいいなあ…サイゼ3人前くらいにはなるかなあ…泣
先週も刀ステのカフェを間違えて大阪の方で予約していたんだから…ほんとうに注意しなくちゃ…
2020/10/11昼 『Equal -イコール-』配信
はてさて『Equal-イコール-』を配信で観ました。
前日まで配信チケットも取らずに過ごしたわたしは、当然のようにあらすじもろくに知らないまま、観ることになりました。たぶん今後もあらすじを知らないまま劇場に入る人間なんだと思います。だってゲームの説明書とか読まないもん(?)
個人的に、いままで観てきた数少ない舞台のなかで一番好きな作品かもしれません。
というのも、物語の世界観といい絶妙な後味の悪さといい、わたしが大好きな、時雨沢恵一さんの「キノの旅」というライトノベルに近いものを感じました。小説のなかで紛れてても、キノとかシズとかいないな~くらいの違和感しか感じないほどだと思います。
VRは見ていないのでなんとも言えないのですが、それ抜きにしても、物語だけではなく演出も非常に見ごたえがある作品でした。
ゆほくん目的で観るに至ったわけですが、それを忘れるくらい作品に魅了されました。
序盤に、肺の病を患っている二コラを演じるゆほくん。
わたしの推し・ミッチーこと及川光博さんが演じる、右脚が不自由な役の足の運びを音声ミュートして眺めるほどに、わたしはこの手の性癖を抱えているので…高まるよ…ッ!!!(CV:亀甲ちゃん)
このご時世で、いや、この手のことに滾っている時点で不謹慎だと石を投げられても仕方ないのですが、咳き込むシーンがががががが…(壊れた)
お水を入れて飲むシーンまでじっくり見ました。両手でグラスを抱えてお水を飲んで、そして、息を整える…ああああ…たまらんんんん…
咳をしたあとに鎖骨あたりをさするのもよかった…おおおおおお…
どうして…どうして、アーカイブは21時間なんだ…おれにもっとこのシーンを味わせてくれ…(中毒)
ゆほくんはテオも演じます。というのも、曜日が変わるごとに役も変わる演出でした。
植田さんとゆほくんの表情や声色だけではなく、朗読なので本の持ち方や、座っている足の出し方など、同じ人物でもその表現の違いを見れるのは興味深いものでした。
しかし、なにをもって勝ち負けかというわけではなく、あくまで気持ちの表現としてこの言葉を使いますが、植田さんのアドリエーヌさんのマネには負けましたね!上手いな!
あと、植田さんの二コラはよく泣く子だったので、ゆほくんも泣くのかなあ、と思ったら、全然泣かない!笑
ひとの泣き顔が大好きなので(語弊)いつか思いっきり泣くゆほくんの演技を見たいです笑
おわりに近づくにつれ、観ている側でさえも見返せば見返すほどに、テオなのか二コラなのか偽物のテオなのか本物のテオなのかわからなくなってしまうのに、物語の進展につれて、ブレることなくジワジワと演技を変えていくのがすごいなあ、と思いました(小並感)
ゆほくんの演技に関する感想につきましては、この辺にさせてください。
すべて二コラの咳がかっさらっていってしまったのだ…ごめんって…アーカイブをギリギリまで繰り返しみよう…その後も妄想のし甲斐がありそうだなあ…
個人的に伏線マシマシな作品は大好きなんですけども、やっぱり会話劇は脳内で処理するのに時間がかかるようで…というか、今回に関しては見返しても作品を理解しきれないと思います。克服したいなあ。数をこなすしかないのでしょうか。
しかし!きょうもわたしの推しは顔がよいですね!!!ごちそうさまでした!!!(大声)
『Equal』
— 松井勇歩【劇団Patch/関西人】 (@patch_yu1030) 2020年10月11日
Cチーム。全3公演。
ありがとうございました。
本当に楽しかった。全部楽しんだ。
全神経注いで共有した気分。
芝居ができることを噛み締めました。
Equalが圭輔さんで幸せでした。
また必ずご一緒できるよう
これからも前に進みたいと思います。https://t.co/j0JucfVr1F pic.twitter.com/WRJWcOK5eE