空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【過去作品】Patch stage vol.7『幽悲伝』をみてみた

 

Patch stage vol.7『幽悲伝』


『幽悲伝』ダイジェスト動画

 

最初は、第2部の冒頭くらいまで…わたしには、ゆほくん演じる都月のキャラクターがめんどくさいなあ、やっぱりわたしはこういう重めの話は得意ではないなあ、と思っていたのに…

どうしてクライマックスでわたしは泣いているのでしょうか?ねえだれかおしえてよ…!

 

いま見終えたばかりで胸が高まっています。高まるよっ!(CV:亀甲ちゃん)

感想なんて書けるのかわかりませんが、この気持ちは決して無駄にしてはいけません。この勢いで思いのままに綴ろうと思います。

 

まず、今回の作品をみて、わたしはゆほくんの演技がもっと好きになりましたね…。

特に好きだったのは、あ、これは性癖ゆえもあると思うんですけど…

アクションシーンに挟む、くたくたのへたへたになる演技が…へなへなからのぼろっと崩れそうで崩れずに崩れる様子で…これが、とてもとてもよかった…。

ドラマか映画で、あのきれいなお顔に血をべったべたにして、痛々しい青あざまみれのメイクにして、ふらっふらでも相手を殴ってへたばるゆほくんの演技を見たい。

クロゼロの筒本くん*1くらいボロボロになってもいい。病院のシーンがあったらたぶん爆発しちゃうなあ…ああいかんいかん…妄想がとまらない…。

 

…前回の『カーニバル ×13』の感想でも述べたのですが、やはりゆほくんの演技にはどこか水気を感じるような気がしてなりません。

というのも、真多羅への敵討ちに向かったシーンの雨が、わたしには見えたんですよね…地面に叩きつけられたときにズベシャッと泥がつく様子まで…

見える…わたしには見えるんだ…雨が…血が…信じてくれよ…!

 

そして、ネタバレですが、クライマックスの海里とのアクションシーンから自害に至るまでのゆほくんの演技が…本当になにも言えないくらいよかったなあああああ…語彙力がほしい…

 

ここまで語っておいてアレなのですが…べつにわたしは演技のアレコレに詳しいわけではありません。ゆえに、ひとの演技に評価を下す権利などございません。

でも、これだけは言わせてください。『幽悲伝』のゆほくんの演技が、とてもよかったんだ…!

ありがとう、ほんとうにステキな作品だった…わたしはこれから、このひとのほかの演技を見れると思うと、幸せ者ですね…

 

はてさて。前回の『カーニバル ×13』と比べ、ポニキャニさんが関わっている上に、本編・特典で円盤2枚・付属のリーフレットの厚み・カメラワークの多さなど、お金がかかっていることがわかりますね…『夕陽伝』と連動していたゆえなのでしょうか…(特典が前後編分かれていて絶望したマン)

ちなみに、まだ未視聴の『SPECTER』も、新旧問わずにポニキャニの円盤仕様でした。これは期待できそう!

 

そして、『カーニバル ×13』で諸葛孔明を演じた竹下くんは、前回のイメージも相まってか、2番手や脇役で光りそうだなあ、と思いましたね。すばらしき安定感。脇に飾って安心したい。

同じくわたしのお気に入り・ブルータスを演じた三好くんは、悪人がお似合いだなあ!あの絶妙なダミ声、地味にクセになるからやめてほしい笑(ほめてる)

大演練ときはキャラの濃さにビビったけど…刀ステのばみちゃんこと三津谷くんもよかったなあ…!

 

しかし、まだまだ舞台を鑑賞するには修行が足りないですね。

というのも、今回はメイクや小道具だけではなく、心理描写がもっとほしいと思ってしまいました…どうにも行動に至るまでの心理描写が浅はかに感じてしまうんだよなあ…

これも同じく、想像力を鍛えて得られるものなのかなあ…わからないなあ…

 

あと思ったのは、舞台円盤ってライブ円盤ほど気軽に見返すことできないな…?と。

見ていくうちにこのシーンみよう~!となれば見やすいんだけどな~…チャプターもないしなあ…つまり、これって布教もしにくいってことなんだと思いましたね、時間も長いですし(推しの魅力を伝え隊)

 

しかし、わたしはいつまで経っても作品そのものを、推しのように好きになることはないんだなあ…

漫画やドラマなど、多少は作品を好きになることはあれど、そこまでに至らないというか、執着しないというか…ひとつくらいは思いっきり好きになれる作品がほしい…

 

 

特典映像

初演から千秋楽まで、約40分の特典映像。

これまた豪華すぎるでしょうに…開演中に裏にいる推しの映像なんて見てもいいのですか…え、ダメなんじゃない!?(戸惑い)

初演開演前のゆほくん、いつもよりぽそぽそっと声小さくて…緊張していたのかなあ…

そして、座談会。後半って…夕陽伝も買えってことですよね…

一旦はいいかな…コレクター心が燃え上がらないことを祈ろう…笑

 

*1:『クローズZERO』の上地さん演じる筒本くんのこと。撮影時期がおバカブーム全盛期だったからこともあり、スケジュールの関係で敵対する鳳仙との決戦前にボコられてしまいます。