空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

2021/12/4夜『舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~』

円盤発売イベントにコント作品と…すこしイレギュラーな現場がつづいておりますが、きょうもたぶんちょっとイレギュラー!『舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~』を観に行ってまいります!☆

相変わらず、マーダーミステリーがどのようなものなのかすら、あまりよく理解していませんが…わたしの好きなYouTuberがマダミスのプレイ動画を生配信して炎上したことがあるようにネタバレは厳禁とされていますので、今回に至っては内容を知らなくて大正解なのです!えっへん!(誇るな)

それ以上になによりも即興演劇という響きにワクワクしています!ゆほくんだけでなくほかのキャストの方もどんな演技を魅せてくださるのかしら…

 

 

12/4(土)

浅草に向かっております。どうしてか長澤まさみさんのセーラー服と機関銃の脳内再生が止まりません。あーいしたーおとこたちーのー♫

ただメイクをした瞬間にどうにも気持ちが落ち着かず早く家を出発してしまったので、浅草でのんびりビールでも飲むことにしました。醸造所付きのお店ほどたのしいものはありませんね〜!職場にお土産買うことも考えて…あと1時間くらいゆっくりしますか!☆

 

お土産を手に入れたあと、浅草花劇場に到着いたしました。花やしきのアトラクションを横目に列を進んで、劇場内に入場!

座席という座席が設置されているというよりは、椅子が並べられているという表現が正しいでしょう。そしてステージは高くも床は見事に真っ平らです。ここもまた元々スタンディング仕様の会場なんだろうなあ〜…

…ああもうほんとうにわたしはなんて贅沢なんでしょうか。今回も運よく前方のお席に座らせていただいております。ありがとうございます。最近ほんとうに席運が拍手喝采級すぎてそろそろだれかに刺されて死ぬんかな…と思っています。だれだろう。こわい。

 

10分間の休憩に入りました。各々の登場人物の主張や物証から推理はしているのですが…小説やドラマのように情報を整理する相棒の特命係的な存在がなく、全員が全員被疑者なので、観ている側としては算数の文章問題を解いているような気分です。だれが駅まで分速○mで歩いたって???あとから追いかけるんじゃねえ!!!ややこしい!!!笑

 

おわりました。結局まとまりのない主張や物証を整理することを諦めて、物語を構成する上での登場人物の役割から推理をした結果、犯人を当てることができました!笑

 

 

舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~

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ゆほくん演じるは、写真家の虎元さん。赤のチェックシャツにベージュのフィッシングベストと…いまからブラックバスでも釣りに行くの?と聞きたくなるようなお召し物を着ていました。

 

名前間違いに振り回される写真家さん。女子大生さんの名前間違いによるとばっちりで「本当に俺かい?」と戸惑うだけではなく、登場人物の名前が動物縛りのためにもはや動物がどの動物なのかすらわからなくなってしまった執事さんの名前間違いの話題で肝心の話がどうにも上手く進まず、ずっとどうしようどうしようと言いつづけたのちに、時間切れとなってしまい「くっそ…進まなかった…!」と暗闇のなかでひとこと。天の声さんに「もったいない時間でした」とまで言われてしまいました笑

 

内容に大きくかかわるためになにがどうだとは言えないのですが…写真家さんは探偵さんや降霊術師さんほどキャラクター自体には個性が強くありませんでしたが、写真家さんご自身の重要な設定を匂わす些細な演技にのちのちになって気付いたときは思わず脱帽してしまいました。あっぱれ!☆

 

ふと。お鼻がむずむずするのかいつもお鼻を触ってるイメージがあります。わたしも鼻炎持ちなのでまあ気持ちはわかりますが、ご時世もご時世なので下手なもん触ったあとに触らない方がよいですよ、と余計なお世話でも言いたい…どうかお気をつけて…!

 

 

全体的に各々の知っている情報を出したり隠したり、別の登場人物の部屋から怪しげな物を見つけ出したり、少人数で話し合ったりしたのちに、最終的にひとりひとり犯人を推理するという流れで、マーダーミステリーは人狼ゲームの上位互換のようなものだと理解しました。おもしろいね!

でも最後に探偵さんの仰っていたアレは個人的にはなしですね。連ドラのなかの1話だったらまあまだ許せるのですが、単発でそれをやってしまうのはちょっとナンセンスだなあ、と思ってしまいました。諸々の伏線が細かく作りこまれていただけにもったいなかった…ゲームだからこそ許されるのかなあ…

 

本編終了後のトークで、降霊術師さんが自分も疑われたいし疑わしい相手に突っかかってかき乱そうとしていたと仰ってて、随分とチャレンジャーだなあ!と思いました。つよい。司会の青木さんも仰っていましたが、降霊術師さんがさまざまなひとに突っかかっていたおかげで、さまざまな情報が錯綜するなかで場がよく回っていたと思います。また謎が謎を呼び起こす上に議論もあまり進まずモヤモヤするなかで、誰に対しても高慢でストレートに物言いをするキャラクターだったので、非常に清々しい気分になりました!☆

 

探偵さんが見事にキャラクターが作りこまれていて…それはそれは探偵さんらしい探偵さんでした。杉下右京古畑任三郎タイプでどうにも落ち着きがなく、お話に対する反応がいちいち愉快で…見ていてとてもたのしかったです!笑

 

執事さんがかわいい。写真家さんからの質問をうっかり勘違いして(名前間違いが甚だしいからか)全員の名前の暗記ゲームをひとりでお楽しみになったり、ご家族のことを聞かれてご自分から自虐的にリアルと絡ませて「家族のことはちょっと…」と仰ったり…ゆほくんの仰るとおり、MVPを差し上げたいと思いました。ちょっと好きになっちゃったよね!♡

 

 

ネタバレ厳禁とのことで、内容を言わないように言わないように気をつけてブログを書きましたが、もはやこれはグレーゾーンかもしれません。ごめんなさい。いままでに体験したことがないイベントだったのでとてもたのしかったです!ありがとうございました!☆