空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【ネタバレ】2021/1/31昼 『マインド・リマインド 〜I am…〜』

12/27昼公演 

 

1月末なんてずっと遠い未来だと思っていたんだけどなあ…あっという間だった…

はてさて再度の緊急事態宣言にまで至ってしまった訳ですが、どうしてか愛してやまない松井勇歩くんの演技を観に行くために、電車に乗っております。緊急事態とは一体。

今回も万全な感染対策を心がけて観劇していく次第でございます。よろしくお願いします!☆

 

 

 

1/31(日)

10:15

履こうとしたおニューのローファーが中敷きなしでは履けたものではなかったり、レッドブルのボトルのフタが開かなかったり…朝から踏んだり蹴ったりですが、ただいまガタンゴトン電車に揺られています。

きょうは後ろの後ろ席なので気持ち的にはのんびり。思えど、大阪公演が思いがけない最前列でしたし、なんならビジネスライクプレイはもっと近かったなあ…あれはどうあがいてもゆほくんの視線の先だった…

と考えていると、ビジネスライクプレイの円盤のクラウドファンディングとやらの詳細がきょう発表ということを思い出しました。この件のついては、月刊ゆほくん1月号にて。

 

11:00

新宿に到着しました!

わたしにとって新宿という街は憎めど憎めど憎めない、思い出が溢れる地でございます。

そして、まさにサザンシアターのある新南改札周辺は、そのような想いを抱く新宿でもとくに好きなエリアです。ここに訪れるとむかしの思い出も相まって不思議と落ち着くんだよなあ。

開場しているとはいえ、まだ会場に行くのは早いかなあ、ということで、東口に足を伸ばして大好きなアルフレッド ティールームに。ひさびさに飲んだけども、おいしいなあ。

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パンフも受け取らなくてはならないので15分にはお店出るからね!のんびりしちゃだめよわたし!

 

11:30

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会場に到着。チケットを見せてようやく待望のパンフを手に入れました。

???「3番をお願いします」

というわけで、大阪公演で手に入れたはずのブロマイドを再度購入してしまいました。なんでかって?運試しだよ!(物は言いよう)

当たり前のようにサインなしのブロマイドが手元に。これが貢ぐということなんだよなあ…

 

11:40

諸々落ち着いたのでパンフを見ることにしました。

個人ページはお写真とともに、メンバーご自身が書かれた問診票もありました。

さてさてゆほくんは、とページをめくると…なんだこれ!名前以外はほぼほぼ明らかにデタラメなことしか書いてありません!笑 2032年に2000年生まれの5歳って…時空が歪んでいる…笑

ほんとうにこのひとは…おふざけくんですよね…ゆほくんのこの手のおふざけに触れると、どういう心理でこんなことができるんだろう、と純粋に疑問に思うことがあります。楽しませたいという気持ちがあれど…天邪鬼というかなあ…笑 

さらに、後半のデートシチュのコーナーも当たり前のようにおふざけくんでした。おい!!!やってんなあ!!!笑

あまりにも企画殺しがひどいのですが、まあおもしろかったからよいのです…ついうっかり開演前にひとりで肩で笑ってしまいました…お写真はもちろんかっこよかったです!☆

 

11:45

中山くんによるアナウンスがはじまりました。最初だれかと思った…てかこれ日替わりなんだね!ゆほくんのアナウンスも聞きたいなあ〜…

しかしその存在は知れど、サザンシアターにはじめて足を踏み入れました。大阪よりもステージが小さいような気がする…

席は真ん中寄りの後ろでしょうか。それでもくるミッチー11列目よりも全然近いなあ…あとわたしこういうこじんまりとしたホールが好きなんだよなあ…よき…

 

11:55

気付いたら開演5分前!電源オフ!行ってきます!☆

 

13:35

本編おわり。休憩が5分間なので、急いでお手洗いに駆け込む。

 

14:15

イベントおわり。後ろなので余韻もなく即退場。

 

 

1/31昼公演 〜本編

大阪では思いがけない最前列で頭がパーンだったのですが、東京では落ち着いて作品を楽しむことができました。

マイリマのお話自体は…ごめんなさい、わたしこの脚本家さんと元々相性が悪くて…正直冒頭の医師と僕のやりとりの時点でかなり退屈になるくらいには、展開もキャラクターもセリフ回しもどうも苦手なんだよなあ…申し訳ない…

しかしそのすべてをひっくり返すくらい、今回のゆほくんの演技がめちゃくちゃよかったです…

 

ゆほくんが同じ僕という役を演じるにしても、大阪と東京でまったく違う印象を受けました。

というのも、大阪はロボットらしい僕で、東京は人間らしい僕だったなあ、と。

たぶん…そもそも大阪と東京で作品に対する解釈が違うというか、大阪は逆算的に僕がロボットだという結末からの演技ならば、東京は僕は人間であるという前提からの演技だったのではないか、と思いました。

たとえば…大阪ではセリフひとつひとつ、朗読感強めに語尾までしっかりかっちり言っていた印象がありましたが、東京では大阪ほど語尾をあまり強く言い切っていなかったような気がしました。それゆえに、僕というキャラクターが人間らしく、そしてどこかかわいらしい印象を受けました。

とくに彼女と彼女の弟が僕の家にやってきて、音楽を聴きながら思い出話をする場面からの急転直下のシーンは大阪と東京で違いが顕著に表れていたような気がします。

不安定でいまにでも泣き出しそうな声色がとてもよかったなあ…これにはもう、圧巻されてしまいました…こころ打たれるとはこういうことなんだろうなあ…

 

弟にしても医師にしても、演じる側でキャラクターに振り幅を大きく出しやすいけども、僕って作品の軸にもなるからあまり振り幅を大きく出せない。それでもこの2公演で演技にここまで違いを生み出せる松井勇歩の才能が…わたしはこわい…(盲目)

 

クールダウン。ゆほくんって、どちらかというと、表情の演技で勝負するタイプではないんだろうなあ、と最近思います。

これは大偏見ですけども、ポーカーフェイスのひとってあまり表情の演技のバリエーションが多くないんだなあ、って思ってしまうことがあって…表情筋が硬いというかな…

でもその代わり、そういう役者さんって声色とか動きとか、ほかの演技が巧いんですよね…今回のゆほくんの声色の塩梅とセリフの言い方が非常によかったなあ…(ヒートアップ)

 

以上はすべて、ゆほくんのことしか考えていない、わたしの勝手な解釈です。ほかのメンバーの僕を見ていないから一概には言えないし…

ともかく、わたしは東京公演のゆほくんの僕の演技が好きだったんだろうなあ。これはただわたしがわかりやすい演技が好きなのもあるのだけども…

配信のチケットも購入したのですが、今回のゆほくんの僕を上書きしたくないくらいにはよかったので、正直円盤さえも見れるかどうかわからないです…いまだにその想いを燻らせています…

 

そういえば、ゆほくんの髪型、大阪と東京ですこし違ったなあ…大阪のほうが好き!です!♡

 

ほかキャストのはなし。

医師:尾形くん。藤戸くんがビジネスに手腕を発揮する美容外科のお医者さんならば、尾形くんは親の病院を継いだ、ちゃらんぽらんな皮膚科のお医者さんというところでしょうか。靴下が…と思っていたら、つぎのシーンでもそのままだったので、これも役づくりなのか!と感心しました。そういう役づくりできるひと好き!

彼女の弟:星璃くん。このひとはスッと馴染む演技をするひとだなあ、と思った。そして意外と身体つきがガッチリしてて驚いた。あ、カホン雑学おもしろかったです!笑

彼女:入山さん。谷村さんの彼女がユリとかバラとかチューリップとか芯のある可憐なお花だったら、入山さんの彼女はスズランとかかすみ草とか繊細で可愛らしいお花のようでした。

 

ところで、冒頭の冒頭、とくに音響が悪かった気がする…この手のことをあまり気にしないタチのわたしが気になるくらいには…

 

 

1/31昼公演 ~イベント

本編終わりにゆほくんが「ぼくも星璃もきょう真ん中なのでだれがMCやるのかおたのしみに!」と仰っていたので、だれなんだろうと思ったら、吉本くんでした。汗ですこしくしゃくしゃになった紙を持ちつつ落としつつ、MCをする姿はなんともかわいらしかった。

そして、尾形くんがあまりにもへんてこなひとで…挙動不審という表現が正しいのかもしれない笑 一瞬立って座ったのは一体なにがあったの?

ちなみに東京公演は休憩時間が5分だからか、僕・医師・彼女の弟役の面々は役の衣装のままでした。あのスーツまた生で見たかったなあ…

 

今回のイベントは、条件引いて即告白!というコーナーでした。吉本くんに名前を引かれたメンバーはその条件に添った告白をするというものです。ふむ。

序盤も序盤に、ゆほくんのお名前が引かれました。吉本くんが引いた紙に書かれた、松井勇歩の文字がほんとうにステキで思わず惚れてしまいました。つくづくよい名前だなあ、と。

条件は『「味の宝石箱や~」のようなグルメレポーターの告白』だったはず(ニュアンス)

海鮮丼だのなんだの例えつつ、ねちねちっとした関西弁で見事に告白してました笑 しかしあまりにもくどくど長かったので、このままゆほくんが彦○呂さんになっちゃうのかと思ったよ!笑

大阪公演のイベント同様に、出番が終わったあとにマイクを拭くのですが、拭いたあとにダスターをきれいに畳んでゴミ箱に入れるゆほくんをみて(こいつ…几帳面だぞ…)と思いました。大抵のメンバーが拭いたらそのままくしゃっとゴミ箱に入れていたのに…性格だなあ…

 

藤戸くんが超ドS男が焦らすように、という条件だったのですが…想像以上に焦らしてくるので思わずイライラしてしまうところでした笑 たぶん藤戸くんってキャラづくりがお上手なひとなんだろうなあ、と同時に関心しました。卒業してしまうのが惜しいなあ…

星璃くんはなんと、素のままで告白。恥ずかしがりつつも、そっけない言葉を並べます。その姿はまるではじめて女の子に告白する男子中学生のようでした。甘酸っぱい。

あと星璃くんの愛の告白を聞いているうちに、納谷くんが椅子の上で縮んで体育座りしていく姿がとてもかわいかった。

星璃くんが告白をする姿があまりにもかわいらしく、そして公開処刑でしかなかったので、最後の投票でゆほくんではなく星璃くんに票を入れました笑 おかげさまでゆほくんに「いま手を挙げなかったやつの顔覚えてるからな!」とご褒美(?)をいただきました笑

 

イベントの冒頭に近藤くんの宝塚メイクに対して、納谷くんが「みえる?」と客席に話しかけているのをみて、なんとなく(ああこのひとは信用できるひとだなあ)と思いました。わたし客席に話しかけるひと大好きなんですよね…(ミッチーさんのお顔を浮かべつつ)

 

 

おわりに

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改めて、ゆほくんお疲れさまでした!ありがとうございました!☆

これにて、いまわたしの手元には観劇予定のチケットが一切ありません。寂しいなあ。ゆほくんのつぎのお仕事がたのしみだなあ。