空の暗闇は月を磨く

夜空見あげて 涙ぐむほど推しが好き

【ネタバレ】2023/2/21昼 舞台『よんでますよ、アザゼルさん。』

2/12昼公演

 

先々週の観劇後に、幾度も幾度も、あとは配信で済ませよう…あとは配信で済ませよう…と己に言い聞かせていたのですが、やっぱりどーーーーーしてもガマンできませんでした!!!笑

今月だけでも積みに積み重なってウン万を超えるチケ代を支払っている事実にそっと目を背けつつも、行かない後悔よりも行く後悔!これぞオタクの合言葉!ということで、きょうも観劇してきます!٩( ᐛ )و

 

 

2/21(火)

無料公開に甘えて、よんアザ原作5巻まで読了いたしました。どうやらわたしは芥辺さんがぜーんぶゆほくんが演じる芥辺さんの表情や仕草で脳内再生されてしまう呪いにかかってしまったようで、読めば読むほどにどんどん芥辺さんが愛おしくなってきてしまいました…とくに、ルシファーさんの回とモロクさん2世の回が好きですね…!気がとーっても早いことは重々承知しておりますが、ぜひとも次回作もよろしくおねがいします…!

あと個人的に悪魔さんたちのフォルムがとってもかわいらしくてみーんなぎゅぎゅっと抱きしめたい!と思ってしまうのですが、特にモロクさんのフォルムがめちゃくちゃ好きなんだよなあ…抱きしめて眠れるサイズ感のぬいぐるみがあれば…ちょっと…ほしい…

 

会場に到着。当日引換券で購入したのでいざ勝負!と引き換えていただくと…うわあい!2階席!おかげさまで前回見えなかった舞台の上部分がとてもよく見えそうです!٩( ᐛ )و

前回使用した黄金棒も持ってきたのですが、そういえばわたしペンラ2本持ちって初めてかもしれない…!ペンラを振ると演歌を聴きにきたおばあちゃんみたいになってしまうほどにペンラがとっても苦手なんだけども…う、上手く振ることができるかしら…

 

おわりました。写真撮影タイムの小野坂さんの弄りのせいで容易に推しのことかわいいかっこいいって言えなくなったワァ!!!爆笑

 

 

舞台『よんでますよ、アザゼルさん。』

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2階席とはいえ、またもや芥辺さん側の席を引き当ててしまったアカウントはこちらです。おかげさまで舞台装置の上でゼルエルさんを容赦なく蹴る芥辺さんや1部最後で楽しそうに踊る芥辺さんこれでもかと堪能させていただきました…ありがとうございました…!

 

先日の公演のほうがもうすこし糖度が高かった気がしますが、佐隈さんに対する声色が微糖のコーヒーくらいのほどよい甘さなのがたまらないですね…!とくに指を切るシーンの直前の声色が甘い…あと電話先の声色も甘いし、傘を借りるときの声色も甘い…!

 

舞台の上で動く芥辺さんを見れば見るほどにめちゃくちゃお似合いだなあ〜!と思います。馴染んでいるというか溶け込んでいるというか…お顔立ちやスタイル、表情に仕草等、総合的にキャラクターとのマッチ度が高いというのかなあ…

 

1部最後、ですやんの曲のときに、微笑みつつもちょっと控えめにふわっと踊るのがとっても愛おしかったです…!あと佐隈さんとすれ違うときに場所が狭かったのか、おっと!とキュッと身体を縮めていたのがかわいかった…かわいかったあああ…!!!(滾っている)

 

アフタートーク。ねぎらいゲストはアニメで芥辺さん役の浪川さんと光太郎くん役の白石さんでした。

W芥辺さん回とのことで、緊張して猫を何匹も被っている様子のゆほくんでしたが、小野坂さんに弄られる浪川さんとタッグを組んで、1部でお客さんの笑いが少なかったからか本番中にきょうは浪川さんがゲストだから芥辺って認められてないんやで〜と小野坂さんに言われたことを暴露していました。あっなるほどこれはきっと冗談だろうけども絶妙に冗談とも捉えにくいひとことだ!!!笑

さらに、写真撮影タイムで「勇歩くんカッコいい〜」「勇歩くんかわいい〜」等と我々の心の声を見事な高音ボイスで再現してくださる小野坂さん。そ、そんな…!小野坂さんに我々の心の声をアフレコしていただくなんて贅沢極まりないですよ〜!なーんて思いつつも、血の気が多いわたしはほんのすこーし気に障ってしまったので、敢えて言いますね!!!勇歩くんカッコいい!!!勇歩くんかわいい!!!(拳を掲げつつ)(大暴動)(落ち着け)

そういえば…年上のひとたちに囲まれて、オタク以外のひとにかわいいって言われているゆほくんがなんだかちょっと新鮮だったなあ~…

しかし、己の手で推しのお写真を撮れるなんて…こんなことあってよいのでしょうか…なんだかちょっと悪いことしている気分ですね…(写真フォルダを眺めつつ)

 

 

休憩シーン。新婚の高橋さんはきのう奥さんと鎌倉に遊びにいらっしゃったそうで…小野坂さんにラブホに行ったのか?手をつないだのか?等とひたすら探りを入れられて焦っている様子はとーってもかわいそうでした!爆笑 ちなみにラブホに行くんだったら鎌倉よりも江ノ島じゃない???と思わず心の中ですこし論点がズレたマジレスしてしまった湘南出身の人間が通ります。江ノ島というか134沿いにやたらとラブホ多いんですよね…サ*ンの楽曲とまったく同じ名前の「ホテルパ*フィ(この投稿は検閲により削除されました)

高木さんが登場するも、どうやら話のくだりに必要なアレが置いていなかったようで…? はてさてこれはどう対処するのかなあ~と見守っていましたが、小野坂さんのご指示で高橋さんに取りに行っていただくことに。この手のハプニングもナマモノだからこそひとつのネタと化すのがおもしろいところだよね…

 

前回は高橋さんのベルゼブブさんだったのですが、今回は置鮎さんのベルゼブブさんでした。高橋さんはどこか繊細さを感じる気品溢れる個体(?)でしたが、置鮎さんのほうが力強くて陽気な個体というのかなあ…コメディ感をより一層強く感じたような気がしました。同じ役柄で同じ脚本でもひとによってここまで表現が違うんだなあ…

 

ババアが好きすぎる問題。見れば見るほどババアが愛おしくなるのは何故。しかもババアはババアでもアグレッシブババアなんだよなあ~…!まさかブレイクダンスができるなんて…それはそれは…大変恐れ入りました…!

 

今作は原作4巻までの内容とのことですが、いざ原作を読んだ上で観ると、アンダインさん等の多少の犠牲?はあれど、舞台の脚本としてとっても綺麗に再構築されているなあ、と思いました。

あと、これは前回観劇して思ったのですが…2.5次元の作品について、きっと原作未読のひとのことはそこまで考えていないんだなあ~と思うほどにいまいち用語解説もされず、(尺の問題もあるのか)前提がよく語られないまま展開がとっとと進んでしまって、わりかし置いてきぼりを食らうこともまあ少なくはないのですが、この作品に関しては原作未読でもそっと仲間の輪に入れてくれるあたたか~いやさしさをひしひしと感じて…わたしはとてもうれしかったです!ありがとうございます!

…まあこれはただわたしが事前に原作読めばよい話なんですけどもね!ただ個人的には原作読んだ上で実写化映画等を見るとその構成や端折り方にモニョってしまうことが多々あるので、なるべく真っ新な状態でメディアミックスは見たいんですよね…(ワガママ)

 

アザゼルさんとベルゼブブさんの魔界での姿がマジで原作からポンと出てきたようにそのまんまだった…なんだったら声色もイントネーションも近かったわあ…

 

シアターミクサの音響がめっっっちゃくちゃよかったです…!さすがに下の階でライブやっているだけありますね!声優さんの味わい深い声にヴァイオリンの清らかな音を聴けただけでも大変満足だったのですが…ワガママを言えば、トランペットやサックスのたくましい音にベースの心地よい低音、ドラムの心臓にまで響くリズムなど、もっともっとたくさんの楽器の音を聞いてみたいなあ~と思う会場でした。この建物で音楽を聴く機会は…わたしの趣味ではそう巡り合うことはないと思うのですが…いつか機会があれば…!

 

2階席に座るとより一層感じる声優さんのすごさ…なんであんなに芯の通った声がここまでしっかり聞こえるんだよォ!!!おかしいだろォ!!!

個人的に、アザゼルさんの声がめちゃくちゃマスコット感があって好きです…特にうわわあんって声を上げて泣き喚く様子はまるではじめてのお*かいで泣き出すちびっこのようなあどけなさがあってとってもかわいらしかったですね…

あと、高木さんの絶妙にハスキーなのに高波のようにばしゃんと押し寄せるような力強い声って一体どこからどのように出しているのだろう…

 

演出や小道具の感想を述べたいんですが…原作の1コマや吹きだしを使って表現する躍動感、赤い糸の流血にスズランテープの唾、瞬くライトでぺぺぺっと照らされた俊敏なババア…と追いきれないほどにひとつひとつが細かくて…観客側からしても、なにから語ったらよいのやらわからなくなってしまうほどに緻密に作られていました…!アザステ版のドラ*もんのひ*つ道具大辞典みたいな本を作ってこれでもかと力説してほしい…(?)

 

 

今度こそ!つぎは配信で楽しませていただきます!どうか無事に千秋楽まで完走できますように~!☆